Sun 100912 吉野敬介先生からメール ポタリング・キャット 「今井先生ですか」連発 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 100912 吉野敬介先生からメール ポタリング・キャット 「今井先生ですか」連発

 本日、吉野敬介先生から「今井さんのブログ、アメブロに貼り付けました」というメールをもらった。おお、忘れていた。9月16日の飲み会の真っ最中、「みんなでブログ貼り付けあいましょうよ」と4人で盛り上がったはずであった。泥酔した勢いで誓い合ったこともあり、ウッカリ君の今井君はもうすっかり忘れていた。
 確認すると、志田晶先生はとっくに今井君のブログを貼り付けてくださっているとのこと。さすが数学の先生は、しかも超超大先生は、普段から今井君なんか足許にも及ばないほどキチンとしていらっしゃる。吉野先生も「貼り付けました」とのことであるから、今井どんも負けていられない。今井どんのブログから、吉野先生/安河内先生/志田先生のブログにクリック一つですぐに飛んでいけるようにした。よろしく。よろしゅう頼んます。「著書紹介」の欄の下、「リンク」の中の「…先生のブログ」をクリックすれば、すぐに飛んでいけますだ。
 せっかくなので、今井どんが大好きなネコ・グッズの店「POTTERING CAT」のHPにも飛べるようにした。まあ、いいから1度飛んでいってみたまえ。どう見ても「ありゃりゃ、これってニャゴロワとナデシコ?」と絶叫してしまうほどの「ニャゴロワそっくりさん」&「ナデシコそっくりさん」が大活躍している。このポタリング・キャットのグッズを、新宿小田急百貨店内の伊東屋で発見したのが5年前。それ以来の大ファンである。ポストカードを何枚もトイレに置いて、用を足すたびに(尾籠でスミマセン)いつも目を細めて眺めている。
ダイソン
(所沢の講師控え室にあったダイソン社製のファン。何もない真ん中の空洞から、なぜか風がくる。今井君は何度も腕を通してみたが、確かに何にもない。グッドデザインである)

 10月11日午後、何とか西武新宿線の特急に間に合って、14時には所沢にたどり着いた。講演会開始は15時だから、チャンと1時間前に到着したわけである。おお、品行方正である。クマどんの両親によれば、戦前の言い方で「品行方正&学実優等」というのがあったのだそうだが、まさに今井君こそその典型。予備校講師になってから一度も遅刻なし、欠勤なし、休講なし。かっか。やっぱり、こうでなければダメなのである。
 所沢は秋祭りの真っ最中。激しいYOSAKOIが目抜き通りを占拠して、とても講演会どころではないが、出席を予定していた60名弱のご父母に欠席はほとんどなかった。17時終了、いつも通りの爆笑の連続で、話している今井どんも大いに楽しかった。校舎スタッフに感謝する。
 しかし外では、YOSAKOIのちょっと激しすぎる掛け声がいつまでも続いている。うーん、あの掛け声は、ちょっと暴力的なんじゃないか。クマどんが「イヤだな」と思ったのは、拡声器のボリュームを最大にして延々と踊り子たちを囃し立てている男性の声である。うるさいことを言うようだが、祭というものはあくまでも人間の肉声で盛り上がるものであって、熱い肉声の合唱を全てかき消してしまうほどのマイクのボリュームは、せっかくの祭を台無しにする。
 というか、声はやっぱり何となく暴力的で、少し不快でさえある。「ほおーれ、ほおーら、ほらほら、ほらほら」「おーりゃ、おーれ、おらおら、おらおら」という男性の野太い声に、今井君が何を連想したかは言わないでおくが、目抜き通りを圧して響き渡る暴力的な男性の声で囃されながら、踊り子たちが秋の夕陽をいっぱいに浴びて激しく踊りまわる。
 今井君は、YOSAKOIはもっと正調であってほしいのだ。何だか映画の陵辱的シーンみたいな声で囃し立てられて、踊り子たちの張りつめた表情が可哀想に見えた。踊りそのものがダイナミックで素晴らしいぶん、ボリューム最大の拡声器については一考の余地があるように思う。
よさこい
(所沢、講師控え室から見たYOSAKOI)

 帰りがけ、この日2回目の「今井先生ですか?」があった。お祭りの賑わいは絶好調、やっと人間の肉声が主役のお神輿が目の前に登場して、「お、これはブログに写真掲載しなくちゃな」とカメラを向けていた時である。
 「駿台で授業受けてました」「構文Sでした」「今は中央大学で経済学の客員研究員やってます」という。駿台で授業を受けていたということは、ごく冷静に計算して15年近く前の生徒である。そのまま祭りの雑踏をかきわけながら、所沢の駅までいろいろ昔話をしながら一緒に帰った。「客員研究員」という身分については今井どんはよくわからないが、「なかなか食べていけないので、法律関係の資格試験予備校で講師をやっている」とのこと。どの世界もなかなか厳しいのだ。
 実は今日の所沢講演会のことを知って、わざわざ会いにきてくれたのだということである。15年も前の生徒ということは、もう30歳代も半ばであって、このまま忍耐強く研究員生活を続けるか、思い切って何か別の道を選ぶか、その瀬戸際に立たされているのではないか。「後輩たちと、よく今井先生の話で盛り上がります」「十何年経過しても、駿台での授業のことは忘れられません」とのことで、「近いうちその『後輩たち』も交えて酒でも飲みませんか」という話にまで発展した。
みこし
(所沢の秋祭り。講演会の帰り、ちょうど神輿と出会った)

 所沢から西武特急に乗って池袋まで帰った。連休の最終日、秩父からやってきた西武特急は思いがけず混雑していた。おそらくバーベキューか何かで疲れきったヒトたちがみんな真っ赤な顔で眠りこけ、お父さんたちのポッカリ開けた口から吐き出される息のせいで、車内の酒臭さは空前絶後と言わないまでも、すでに言語道断である。うにゃ、これこそ「他山の石」としなければならない。
 池袋から新宿まで埼京線。新宿から小田急線で代々木上原へ。おお、品行方正である。タクシーなどという贅沢は、品行方正&学実優等な今井君は是非とも慎まなければならない。このごろ代ゼミ時代のようなタクシー病が復活して、ちょっとした距離でも「何でもタクシー」の傾向があるから、ご用心&ご用心、おお今日はチャンと電車で最後まで帰ります、偉いねえ、クマどんは。
 そう考えてチェシャ・キャットよろしくニカーっと笑っていただろうその瞬間に、この日3回目の「今井先生ですか?」がやってきた。JRから小田急への乗り換え口の前である。背の高いマジメそうな青年が突然立ち止まり、緊張気味に「C組、ウケてました」「ホントに心から感謝しています」「今は明治大学に通っています」というのである。快活に右手を差し出してくれたので、こちらも気持ちよく握手を返した。おお、好青年であった。

1E(Cd) Midori & Mcdonald:ELGAR & FRANCK VIOLIN SONATAS
2E(Rc) Walter & Columbia:HAYDN/SYMPHONY No.88 & 100
3E(Rc) Solti & Chicago:R.STRAUSS/DON JUAN ・ ALSO SPRACH ZARATHUSTRA
TILL EULENSPIEGEL’S MERRY PRANKS
6D(DMv) THE FALL OF THE ROMAN EMPIRE
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