Tue 100817 9月16日、超々大先生×3と飲み会 飲み会にバルセロナから駆けつける
昨日から今日、今日から明日にかけてこのブログにアクセスするヒトの中には、古文の超々大先生のブログを見て「お、今井と飲んだんだ。お! お!! お!!!」というノリでやってくるヒトも多いと思う。同じように、英語の超々大先生や数学の超々大先生のブログ経由で、「ゲ、今井も来てたんだ。ゲロ! ゲロロ!! ゲロゲロロ!!!」の感動ないし感激とともに、今井君のブログの世界にさまよいこんできた、そういうヒトも少なくないはずだ。
ところが、今井どんはなかなか一筋縄ではいかないクセモノなので、「予備校講師たちの飲み会を覗き見してみたい」という期待感がそこに渦巻いるのを感じれば感じるほど、硬い肉体をタコのように捩らせて、見事にその期待をはぐらかしてしまう。かっか。
肉体の硬さは想像を絶するほどであって、前屈して地面に手がつくどころか、ヒザまで手が届かないぐらいだ。そのハガネの肉体を捩らせて、期待の魔の手をはぐらかす手際こそ、まさにクマの魔術、ウワバミの魔法であって、1度や2度今井ブログを覗いてみた程度で、その魔術の奥深さを知ることは出来ない。「ちぇ、長過ぎて、読む気がしねえぜ」「何グダグダ書いてんの? 全然カンケーねぐね?」程度の反応しかできないで、サッサと立ち去っていくのがオチである。
![ガウディ"](https://stat.ameba.jp/user_images/20100919/13/imai-hiroshi/68/9b/j/o0269036010755589034.jpg?caw=800)
バウンド君(昨日の記事参照)は、一昨日までバルセロナにいたのである。ダリとミロとピカソとガウディが競い合うように活躍した激しい街に2週間も滞在していながら、バウンド君は、「あいつは今バルセロナにいるぞ」ということを、読者に決して悟らせなかった。そのために、ひたすら地味に「乗りテツ」を演じ、のんきな只見線ディーゼルカーの旅を書き続けたのである。バウンド君は、そういうクマ独特のスバシコサを身につけている。一筋縄でなんかいかないし、期待をはぐらかされつづける快感(空腹の快感と同じことであるが)を知らないヒトには、このブログを理解するのは無理である。
![えび1](https://stat.ameba.jp/user_images/20100919/13/imai-hiroshi/40/d5/j/o0360027010755589436.jpg?caw=800)
だから最初に断っておくが、古典と英語と数学の超々大先生たち+今井どんの4人の飲み会の話は、明日の記事で書く。もう古典の超々大先生のブログに写真も掲載されているはずなので、今さら誰と誰と誰だったか、書かなくてもわかるだろうが、まあY野先生とY河内先生とS田先生である。飲み会は午後6時半に始まり、午前2時まで続いた。
2年前、このブログを始めた時に宣言した通り「友人知人や家族のプライベートなことは迷惑がかかるといけないから一切書かない」のであるが(080605の記事参照)、今回だけは写真まで出てしまっているから、最初で最後の例外とする。
今井君は記憶力抜群であって、ホントはここで8時間分すべて実況中継が出来るほど詳細に全てを記憶しているのであるが、「誰がどんな発言をしたか」まで書けば、それは当然仁義に反するので、そういうことも一切書かない。ま、だからあまり面白くはないかもしれないが、とにかく飲み会のことは明日書くことにする。
![マテ貝1](https://stat.ameba.jp/user_images/20100919/13/imai-hiroshi/fb/c2/j/o0360027010755589947.jpg?caw=800)
9月16日、今井君は超々大先生×3の待つ銀座の高級レストランに、3分だけ遅刻してたどり着いた。2か月先まで予約で満員、予約をとるのが日本で1番難しい店のうちの1つ、それなのにほんの1週間前にポンと予約をとってくれたのは、古文の超大々先生であった。おっと、危ない、危ない。「詳細は明日書きます」。今井君が今日ここで語るのは、「なぜ今井君が3分遅刻したのか」だけだから、ガッカリしてくれ給へ。
![マテ貝2](https://stat.ameba.jp/user_images/20100919/13/imai-hiroshi/8e/8e/j/o0360027010755590916.jpg?caw=800)
飲み会でもパーティーでも、常識的なヒトなら、自宅からor職場から駆けつけるものである。ところが今井君は、なんとバルセロナから駆けつけたのだ。「さて、じゃ、今夜は銀座で飲み会だな♡」と期待に胸を膨らませつつ、バルセロナのホテルを出たのが15日正午。飲み会開始は16日18時半だから、飲み会に向かうのに30時間も前に出発したわけだ。それだけでも今井君の熱意と情熱がヒシヒシと伝わって、読む者も書く者も、深い感激と激しい感動に胸をうたれ、不覚の涙を流さずにはいられないはずである。
![えび2"](https://stat.ameba.jp/user_images/20100919/13/imai-hiroshi/6a/f3/j/o0360027010755592339.jpg?caw=800)
バルセロナ発16時のエールフランスでパリ。パリでANAに乗り換え成田に向かう。この日は東京でもパリでもANAの搭乗ナントカシステムが故障して、カウンターに長蛇の列ができ、乗客はみんなたいへんな目にあったが、それでも「飲み会へ!!」という今井どんの意志は堅固であり、萎えることは決してない。
飛行時間12時間。しかもいつも今井どんはエコノミーに座る主義である。エコノミー席にもかかわらず、赤ワイン2本&白ワイン2本(すべて180mlの小瓶です)、ビール2缶を客室乗務員から獲得。ついでだから有料の日本酒1杯(1000円)に有料の味噌ラーメン1杯(700円)も平らげて、あとは日本まで延々と眠りつづけた。クマの冬眠にも負けない見事な眠りで、これもまた「飲み会へ!!!」の強固な意志の現れである。
![いか](https://stat.ameba.jp/user_images/20100919/13/imai-hiroshi/95/9c/j/o0360027010755592713.jpg?caw=800)
成田到着16日15時。荷物が出てくるのに恐ろしく時間がかかって、東京に向かうバスに乗り込んだのが16時10分。しかも昼のうち関東地方に降った大雨のせいで首都高速が激しく渋滞。バスから降りてタクシーに乗ったが、これがまた渋滞。最後は大汗をかいて店までダッシュするハメになった。おなじみ、時速30miles/hourのクマダッシュである(Wed 100811の記事参照)。
ダッシュ中、夜の銀座は突然また雨が降り出して、メガネも濡れ、シャツも濡れた。30時間着ていたシャツからは、ほんのり甘く香ばしいオジサン臭さえ漂ったかもしれない。ま、こうしてオデュッセウス顔負けの大冒険を経て、30時間の苦難の旅を終え、地球の裏側から3分遅刻してついに駆けつけた飲み会は、「やはり駆けつける甲斐があったな」という大いに楽しい一夜になった。
ところが、今井どんはなかなか一筋縄ではいかないクセモノなので、「予備校講師たちの飲み会を覗き見してみたい」という期待感がそこに渦巻いるのを感じれば感じるほど、硬い肉体をタコのように捩らせて、見事にその期待をはぐらかしてしまう。かっか。
肉体の硬さは想像を絶するほどであって、前屈して地面に手がつくどころか、ヒザまで手が届かないぐらいだ。そのハガネの肉体を捩らせて、期待の魔の手をはぐらかす手際こそ、まさにクマの魔術、ウワバミの魔法であって、1度や2度今井ブログを覗いてみた程度で、その魔術の奥深さを知ることは出来ない。「ちぇ、長過ぎて、読む気がしねえぜ」「何グダグダ書いてんの? 全然カンケーねぐね?」程度の反応しかできないで、サッサと立ち去っていくのがオチである。
![ガウディ"](https://stat.ameba.jp/user_images/20100919/13/imai-hiroshi/68/9b/j/o0269036010755589034.jpg?caw=800)
(バルセロナの思い出1 サグラダ・ファミリア。西側はまだ建築中、東側はすでに融けはじめているような感じ)
バウンド君(昨日の記事参照)は、一昨日までバルセロナにいたのである。ダリとミロとピカソとガウディが競い合うように活躍した激しい街に2週間も滞在していながら、バウンド君は、「あいつは今バルセロナにいるぞ」ということを、読者に決して悟らせなかった。そのために、ひたすら地味に「乗りテツ」を演じ、のんきな只見線ディーゼルカーの旅を書き続けたのである。バウンド君は、そういうクマ独特のスバシコサを身につけている。一筋縄でなんかいかないし、期待をはぐらかされつづける快感(空腹の快感と同じことであるが)を知らないヒトには、このブログを理解するのは無理である。
![えび1](https://stat.ameba.jp/user_images/20100919/13/imai-hiroshi/40/d5/j/o0360027010755589436.jpg?caw=800)
(バルセロナの思い出2 バルセロネータ地区のシーフードレストラン「EL REY DE LA GAMBA」。和訳すれば「えび大王」である。この馬鹿馬鹿しい屋号が気に入って、4回ここで食べた)
だから最初に断っておくが、古典と英語と数学の超々大先生たち+今井どんの4人の飲み会の話は、明日の記事で書く。もう古典の超々大先生のブログに写真も掲載されているはずなので、今さら誰と誰と誰だったか、書かなくてもわかるだろうが、まあY野先生とY河内先生とS田先生である。飲み会は午後6時半に始まり、午前2時まで続いた。
2年前、このブログを始めた時に宣言した通り「友人知人や家族のプライベートなことは迷惑がかかるといけないから一切書かない」のであるが(080605の記事参照)、今回だけは写真まで出てしまっているから、最初で最後の例外とする。
今井君は記憶力抜群であって、ホントはここで8時間分すべて実況中継が出来るほど詳細に全てを記憶しているのであるが、「誰がどんな発言をしたか」まで書けば、それは当然仁義に反するので、そういうことも一切書かない。ま、だからあまり面白くはないかもしれないが、とにかく飲み会のことは明日書くことにする。
![マテ貝1](https://stat.ameba.jp/user_images/20100919/13/imai-hiroshi/fb/c2/j/o0360027010755589947.jpg?caw=800)
(バルセロナの思い出3 「えび大王」でまず最初に気に入ったtapas「navajas」。マテ貝である。4回食べて、最後はもうウンザリだった)
9月16日、今井君は超々大先生×3の待つ銀座の高級レストランに、3分だけ遅刻してたどり着いた。2か月先まで予約で満員、予約をとるのが日本で1番難しい店のうちの1つ、それなのにほんの1週間前にポンと予約をとってくれたのは、古文の超大々先生であった。おっと、危ない、危ない。「詳細は明日書きます」。今井君が今日ここで語るのは、「なぜ今井君が3分遅刻したのか」だけだから、ガッカリしてくれ給へ。
![マテ貝2](https://stat.ameba.jp/user_images/20100919/13/imai-hiroshi/8e/8e/j/o0360027010755590916.jpg?caw=800)
(バルセロナの思い出4 ホテル近くのサン・ジュセップ市場で発見した生のnavajas。)
飲み会でもパーティーでも、常識的なヒトなら、自宅からor職場から駆けつけるものである。ところが今井君は、なんとバルセロナから駆けつけたのだ。「さて、じゃ、今夜は銀座で飲み会だな♡」と期待に胸を膨らませつつ、バルセロナのホテルを出たのが15日正午。飲み会開始は16日18時半だから、飲み会に向かうのに30時間も前に出発したわけだ。それだけでも今井君の熱意と情熱がヒシヒシと伝わって、読む者も書く者も、深い感激と激しい感動に胸をうたれ、不覚の涙を流さずにはいられないはずである。
![えび2"](https://stat.ameba.jp/user_images/20100919/13/imai-hiroshi/6a/f3/j/o0360027010755592339.jpg?caw=800)
(バルセロナの思い出5 「えび大王」の馬鹿馬鹿しい店内。これがあまりに気に入った。ほかに「えび左衛門」または「えび之助」に該当する店もあった)
バルセロナ発16時のエールフランスでパリ。パリでANAに乗り換え成田に向かう。この日は東京でもパリでもANAの搭乗ナントカシステムが故障して、カウンターに長蛇の列ができ、乗客はみんなたいへんな目にあったが、それでも「飲み会へ!!」という今井どんの意志は堅固であり、萎えることは決してない。
飛行時間12時間。しかもいつも今井どんはエコノミーに座る主義である。エコノミー席にもかかわらず、赤ワイン2本&白ワイン2本(すべて180mlの小瓶です)、ビール2缶を客室乗務員から獲得。ついでだから有料の日本酒1杯(1000円)に有料の味噌ラーメン1杯(700円)も平らげて、あとは日本まで延々と眠りつづけた。クマの冬眠にも負けない見事な眠りで、これもまた「飲み会へ!!!」の強固な意志の現れである。
![いか](https://stat.ameba.jp/user_images/20100919/13/imai-hiroshi/95/9c/j/o0360027010755592713.jpg?caw=800)
(バルセロナの思い出6 「えび大王」のtapas。エビ大王であっても、もちろんイカも出す。ビールのジョッキと比較すればイカの大きさがわかる。キューブ状の生ハムがドンブリ1杯出てきて5ユーロ、というのも旨かった)
成田到着16日15時。荷物が出てくるのに恐ろしく時間がかかって、東京に向かうバスに乗り込んだのが16時10分。しかも昼のうち関東地方に降った大雨のせいで首都高速が激しく渋滞。バスから降りてタクシーに乗ったが、これがまた渋滞。最後は大汗をかいて店までダッシュするハメになった。おなじみ、時速30miles/hourのクマダッシュである(Wed 100811の記事参照)。
ダッシュ中、夜の銀座は突然また雨が降り出して、メガネも濡れ、シャツも濡れた。30時間着ていたシャツからは、ほんのり甘く香ばしいオジサン臭さえ漂ったかもしれない。ま、こうしてオデュッセウス顔負けの大冒険を経て、30時間の苦難の旅を終え、地球の裏側から3分遅刻してついに駆けつけた飲み会は、「やはり駆けつける甲斐があったな」という大いに楽しい一夜になった。