Thu 100708 口内炎が痛くて英語が発音できない 教養課程のゼミOBOG会に出席する | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 100708 口内炎が痛くて英語が発音できない 教養課程のゼミOBOG会に出席する

 これを書いている時点が8月3日。昨日は久しぶりに吉祥寺のスタジオに入り、「名古屋大学対策英語」第5講と第6講の収録を済ませた。収録全体は好調で、相変わらず90分の授業の収録が90分ピッタリで終わる。延長もなければ短縮もない。
 考えてみれば、これは余りにも見事である。自分もかつてそうだったが、予備校講師の授業などというものは一般に延長がつきもの。90分で終わるはずの教材を100分かけても終われずに、「さらに15分延長」とか「残りは、また明日」「また来週」とか、そういうダラしないことになりやすい。その結果、夏期講習5日で終了すべき教材を半分しかやらず(例えば第5講まである教材の第3講までしか終われずに)、「残りはプリントを配布する」といってゴマかしたり、「量より質が大切だ」と開き直ったりする。
 そういうことが一切なくて、90分授業の収録を90分ピッタリで終わる。ずれることがあっても一分以内の延長でおさまり、その中で説明すべきことは全て説明して、生徒も大満足、おそらく生徒以上に自分もしっかり満足できる。
 おお、我ながら大した自己満足である。悪いねえ。ホントにスミマセンね、いつも通り、別に、自慢でござるよ。別に、イバっているのでござるよ。別に、鼻にかけているのでござるよ。はっは、かっか、いいじゃん、そのぐらい。大目に見たまえ。それが優しさというものでござるよ。
ウチワで涼む
(夏は、ウチワが大好きだ)

 ただし、7月中旬からの夏風邪は重症だったので、その影響はいまだに甚大である。いまだに咳き込むし、喉はまだイガイガで、エヘン虫は喉の奥でまだ生きながらえているようである。7月31日には大学学部の教養ゼミのOBOG会があり、日本橋の1次会→新宿での2次会→下北沢での3次会→4次会と居残って、結局午前5時近くまで飲んでいた。風邪が治りきらないのに、そういう無理をするからちょっとぶり返したかもしれない。
 日本橋から新宿に移動する途中、東京駅で元生徒たちに囲まれた。最初に「京都外国語大学に通っています」という女子が近づいて握手とサインを求められ、それに気軽に応じていると、今度は「青山学院に行ってます」の男子2人組が、横で何だか大騒ぎになっている。彼らとも握手してサインして別れた。
 いっしょにいたOBもOGも今井君をめぐる騒ぎにビックリしている。多くが大学の教員であるが、大学ではこういう騒ぎはまず見られないのだという。教養ゼミの福原教授は今年80歳になられるが、面白そうにその様子を眺めておられ、中央線の電車にみんなで乗ってからも「たいへんな人気ですな」といつまでもニコニコしておられた。
ウチワが手放せません
(もう、ウチワは手放せません)

 昨年も書いたけれども、今井君は学部学生時代はホントにイヤな変わったヤツで、いろいろな教授にいろいろなイヤな思いをさせた。福原教授はおそらくその筆頭で、今井みたいなイヤな学生がもしもいなかったら、教授の教養ゼミはもっとずっと落ち着いた格調高いゼミになっていたのである。ドイツ語とヨーロッパ文化を中心に進めるゼミに(教養課程とはいえ、政治経済学部にどうしてそういうゼミが存在可能であったのか、それもまた不思議であるが)、泉鏡花やフランス・ヌーヴォーロマンや近松門左衛門の議論を持ち込もうとした若い今井君の乱暴さ&無分別さには、今さらながら大きな反省と悔恨を感じざるを得ない。
寝るのにもいい
(ウチワの上での昼寝ほど気持ちいいものは考えられない)

 さて、4次会の帰りには、飲み屋の中で騒いでいた7~8人のグループに声をかけられて、これまた大騒ぎになった。もう早朝だから、今さら握手やサインではなくて、みんなで乱暴に肩を組んで写真を撮ったりした。真夏の午前4時半、外へ出るともうすっかり明るくなって、すがすがしい中にも、若い頃の懐かしい気だるい疲労があった。ま、こんなことをしているから風邪が治らないのである。
 風邪薬の飲み過ぎのせいか、口内炎が3つも出来て、英語の発音に多少の支障をきたす。鼻のかみすぎのせいで鼻の中が切れてしまい、その傷がカサブタになってやっぱり痛い。口内炎や鼻の中のカサブタが痛くて英語の発音がうまく出来ないなどとは、まさかカッコ悪くて言えないから、ヤセ我慢して頑張っている。まあ無理をしすぎたバチがあたったということである。
焼き海苔も好きである"
(ウチワもいいが、焼き海苔も好きである)

 8月4日午前10時現在、口内炎はやっと勢いが衰え、このあと吉祥寺スタジオに収録に向かうが、授業に支障は一切なさそうである。これから収録するのは名古屋大学対策講座の第7講と第8講。それぞれ70行近くある長文読解の難問で、英語帝国主義を扱ったものと、非言語コミュニケーションを扱ったもの。英語圏外の人物名なども頻出するので、万が一口内炎がそのままなら発音に相当手こずったかもしれない。ま、不幸中の幸いであり、せっかくの不幸中の幸いだから最大限に利用して、最高の授業を収録してこようと決意しつつ、これから風呂に入る。

1E(Cd) Ashkenazy & Philharmonia:SIBELIUS/SYMPHONIES1-7 2/4
2E(Cd) Ashkenazy & Philharmonia:SIBELIUS/SYMPHONIES1-7 3/4
3E(Cd) Ashkenazy & Philharmonia:SIBELIUS/SYMPHONIES1-7 4/4
6D(DMv) UNFAITHFUL
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