Wed 100120 2月5日大阪・茨木での講演会 カニ蔵くんは東欧に放置せざるを得ない | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Wed 100120 2月5日大阪・茨木での講演会 カニ蔵くんは東欧に放置せざるを得ない

 いま、これを書いている時点で2月15日正午過ぎである。ブログ上のカニ蔵くんはまだウィーン2日目で、これからブダペストとプラハで延々と元共産圏の東ヨーロッパを徘徊する予定になっているのであるが、実際の今井君のほうは、すでに2月と3月の講演会ラッシュが始まって、全国を飛び回る忙しい日々になっている。
 この際、ブログでもしばらくは実際の今井君のほうを追いかけて、講演会の記録を中心にしていかざるを得ない。ヒタイにデカイ傷を負ったカニ蔵くんは、旅行わずか3日目にして、ウィーンの夜の街にしばらく置き去りということになるが、やむを得ないものは、やはりどうしてもやむを得ない。
 「タイムリー」ということはtwitterでなくとも大事にしなければならないので、このまま元共産圏のカニ蔵をのさばらせておいてはならない。たった2日の行動の記録が、ブログでは1ヶ月もかかったのだ。このままでは、2月の講演会の記録が5月か6月にずれ込んでしまう。その頃には、6月7月の講演会ラッシュに入っていて、もう2~3月の記憶はすっかり薄れてしまっているだろう。今はちょっと我慢して、タイムリーに今井君の行動を記録し、雪に凍える東欧のどまんなかに、やむなく可哀想なカニ蔵くんを放置する。ヒゲを凍りつかせたまま凍死しないことを祈るばかりである。

(2月5日、大阪・茨木講演会)

 そういう趣旨で、話は一気に2月上旬になる。2月5日金曜日、大阪・茨木市で講演会。まだ「恵方巻」を心配していた頃である。売れ残り在庫の大量廃棄や、2月4日以降の生産ラインの処理や保管について、元ファミマ社員だったという東進スタッフの説明を聞いても、まだなかなか納得がいかない。講師控え室が「和室」だったので、いまだにぎっくり腰の後遺症に悩むクマどんは、座椅子を用意してもらってもうまく座ることができず、一人で和室の中を歩き回りつつ、いつまでも恵方巻の心配をしていた。
 それでもいったん講演が始まってしまえば、このクマどんの集中力は恐るべきものである。出席者150名強。「今井の授業は、まちがいなく面白いぜ」「絶対聞くべき」と言って、多くの友人たちと誘い合わせてつめかけてくれた。茨木市周辺の公立上位校や最上位校の生徒が出席者のほとんどを占めていて、雰囲気は上々、私語もほとんどない。「私語厳禁」だけは今井君は相当こだわるので、これだけ爆笑の連続でも私語の一切でない会場は、たいへん爽快であった。

(大阪・茨木講演会、逆アングル)

 出席者150名に対して、会場は230名収容の講堂だったから少々空席も残ったけれども、開始直後からお馴染みのたいへんな盛り上がりになった。英語の授業なのに、終演後に生徒たちが「ああ、よく笑った」と盛んに言い合いながら帰っていくことについては、小うるさいオジサンなら「それって、どうよ?」の類いのイヤらしい疑問符をつけるかもしれないが、大いに笑って、大いに楽しんで、それでものすごくやる気が出て、みんな早く帰って、今夜からさっそく猛勉強するために走りだすのだ。「文句、ありますか?」の大成功である。スタッフの皆さんと生徒諸君に、大いに感謝する。

(語るクマどん)

 終了後、梅田、北新地の入り口あたりでスタッフと懇親会。金曜日の北新地は、雪がちらつくほど冷え込んでいたが、何しろたった今まで「文句ありますか?」的なスタンスで徹底的に盛り上がっていたところだから、冷えたビールが文句なく旨い。梅田の駅の周囲も北新地も、驚くほどのクルマが並んでいて、決して景気は悪そうにない。不景気だ、デフレだ、日本沈没だ、そういう陰気なことばかり言っているから本当に沈没しそうになるのであって、皆でこうやってワイワイガヤガヤ元気にやっていれば、それでいいのだ。まさに「文句、ありますか?」である。

(踊るクマどん)

 今回の大阪講演会は、往路も復路も関ヶ原付近の大雪にビクビクさせられた。特に往路については、到着2時間後に講演を控えているから、万が一新幹線が何らかの事故で「運転見合わせ」なんかになったらたいへんである。今井どんはいつも、会社に指定された電車より1時間ぐらい前の電車で、予定よりさきに現地に入ることにしている。いわゆる「先乗り」である。
 こういう行動は、移動関係の担当者から見ると不満なのかもしれないが、たとえそうやって先乗りしても、それでもなお天気予報が心配。この日は、東京駅のアナウンスで「新潟方面へのご旅行は中止してください」と繰り返し警告が流れるほどの悪天候。行く先が新潟ではなくて大阪だから安心かというと、そういうことは全くない。実際、復路の東京行きは積雪のため20分遅れになった。おお、危ない、危ない。早め早めに行動するに越したことはないのである。

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