昨年11月10日に、「創立50周年記念式典」を挙行した「大阪府立大和川高等学校」。
大阪市住吉区苅田4丁目の「毎日放送ラジオ送信所」の跡地で開校したのは、昭和38(1963)年度ですが、その前年10月11日に校名を決定した日が創立記念日になっています。
平成23(2011)年度より、隣接する「大阪府教育センター」の附属高校として新一年生を迎えたことから、今年度の大和川高校生は三年生のみとなり、今日3月7日、大和川高校としては最後となる「第48回卒業証書授与式」を迎えました。
< 校舎と卒業式が行われた体育館 >
式場となった体育館の壁や、近くにある通用門などに、「大和川高等学校」の名が残っています。
学校前には、「大阪市営バス」と、松原市に本拠をもつ「日本城バス」の停留所があります。
「大阪市営」バスは、いち早く停留所名を「教育センター附属高校」に変えましたが、「日本城バス」の方
は「大和川高校前」のままです。昨年の取り換え時も、在校生がいる内は変更しないという粋な計らいがあったと聞いています。
< 停留所を発車した「日本城バス」と「大阪市バス」 >
タイミングよく出くわした今話題の「ゼブラバス」。「日本城バス」に一台、新たに作られたものです。
我々世代にはすごく懐かしい、昭和39~49年(1964~74)の大阪市営バスのデザインを模したもので、「あの頃の活力をもう一度大阪に!」というメッセージが込められています。
詳しくは、製作者のブログを是非参照下さい。
● http://ameblo.jp/dmh17c/entry-11479105110.html
● http://ameblo.jp/dmh17c/day-20130202.html
この4月の新年度から、「大阪府立大和川高校」の看板は外され、「大阪府教育センター附属高等学校」に完全にバトンタッチされます。
半世紀の足跡と名前が、永遠に語り継がれることを祈ります。