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Yujiのブログーこころのフシギ

分かっているようでよく分からないのが自分と他人のこころ。人間関係で悩むのも、相手のこころがままならないから。だからこそ、自分のこころの中の「もう一人の自分」を大切にしたいですね。

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いきなり 変な質問ですが、あなたは目に見えないものを信じますか?

電波、音、香りも目には見えませんが、五感で感じることができるので、これ以外のものです。

オカルトっぽい存在ではなく人の思いや心です。

自分の思いや心は人に伝わるんでしょうか?
ただし、言葉を使わずに…です。

知人と新宿の裏通りにある学生の頃から変わらずに営業してくれてる店で飲んでる時にふっと思い出したことがありました。

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小学校一年生だった私は、どういう訳なのか雑貨屋さんとか瀬戸物屋さんが大好きでした。

特に、色鮮やかなステンドグラスをデザインしたようなガラスのショットグラスを眺めてるのがお気に入りの時間の過ごし方でした。

父がウイスキーをショットグラスで飲んでいる姿に憧れていたせいなのかも知れません。

ある日、お小遣いを貯めて、以前から目をつけていたお気に入りのショットグラスを父の誕生日にプレゼントすることにしました。

子どもが貯めたわずかなお小遣いですから
決して高価なものは買えないし、デザインがまったく同じものが幾つも店先に並んでました。

でも、自分が選んだそのショットグラスを受け取った時の父の喜ぶ顔が見たくてプレゼントしようと思ったんでしょうね、当時の自分としては。

プレゼントを受け取った父は、満面の笑顔で喜んでくれ、気に入って使ってくれてました。

そんなある日、父の友人が訪ねて来て一緒に酒を飲んでる時に、誤って、事もあろうに、そのショットグラスをテーブルから落として割ってしまったんです。

その父の友人も、私が父にプレゼントしたものだということを知っていたので、申し訳なく感じ、翌日、全く同じ形で同じデザインのショットグラスを買って来てくれました。

ところが父は友人が買って来たショットグラスは一度も使いませんでした。

おそらく、父にしてみれば、量産されたどんなに安物のショットグラスでも、我が子がわずかなお小遣いを貯めて買ってくれたショットグラスに代わるものは無かったんだろうし、私の気持ちを大切にしてくれたんでしょうね。

大きさ、重量、デザイン、色合いなど、物理的には、そっくり同じものでも、父にとっては、ただひとつのものだったんです。

さて、もしも、あなたの子どもが同じように、あなたのためにプレゼントしてくれたとしたら、あなたにとっても、その贈りはこの世で唯一無二のモノになるに違いありません。

物理的に同じだとしたら、それは一体何が違うと言うんでしょう?

あなたには、もうその答えが分かっているはずですよね。

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最後までお付き合いくださってありがとうございました。

いつか、どこかでこの話を思い出し、あなたの大切な人とシェアしていただけたらこんなに嬉しいことはありません。