アメリカに住む妹が毎年夏に北海道に帰省するとき、楽しみにしているのが、私が読み終わった小説。
今年も30冊ほどプレゼントしました。
宮部みゆき、白石一文、東野圭吾、原田マハなど。
小説の書評は難しい。
ミステリーだどネタばれになるし、こちらのブログでもビジネス書が中心です。
さて、妹に、直近読んだ小説で一押しが、「ユリゴコロ」
「あのね、怖くて怖くて、ちょっと気味悪いかもしれないど、愛なのよ~」と説明しました。
この本を知ったのは、友人と旅行に行く飛行機の機内で。
読み出したら止まらないと夢中になって読んでいました。
友人は、言葉の魔法使いで、セールスの達人で、表現者。
その言葉や表現を学ぶのが小説からだそうで、私もそのおすそ分けにあずかっているのです。
さすが、目利きの友人がハマったもの。
私もどっぷりこの作者の世界に浸かってしまいました。
ミステリーの醍醐味は、どんでん返しというか、衝撃の結末。
読者の予想を裏切っていく、超えていく、その凄さやレベルにあると思うのです。
まさにその意味で、十分、やられた小説です。
本の帯がまた凄い。
人間の罪業と愛を描く、沼田まほかるの代表作!
「こんな不思議な小説は初めて読んだ。
恐怖や悲しみが、いつの間にか幸福に捻じれていく。」
---桐野夏生氏
「計算しつくしたうえで、読者をも企みにはめる、恐ろしい書き手である」
---大沢在昌氏
やっぱり作家が描く、一言コメントは違う。
ズバッと本質をあぶり出していますね。
桐野さんの言う通りの、「不思議な小説」です。
沼田まほかる、という作家のこと、私は知らなくて、新しい出会いに感激しました。
ただ、今回初めて知ったのですが、湊かなえ・真梨幸子・沼田まほかるは、イヤミス3大女王だそうです。
イヤミスとは、読んだ後に嫌な気分になる後味の悪いミステリーだそうで、その表現や後味の中毒になってしまう人が後を絶ちません!とのこと。
そういえば、私は、湊かなえは好んで読まないかもしれません。
今、沼田まほかるの「彼女がその名を知らない鳥たち」を読んでいるんですけど、なんだか重たく、いつ衝撃の事実が現れるんだ!?と急いでいるところ。
人それぞれ好みがあるでしょうから、気になる方はアマゾンなどごらんください。
この「ユリゴコロ」は吉高由里子×松坂桃李×松山ケンイチで映画化されます。
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「母の教育」
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☆今日の一冊
「ユリゴコロ」
著者:沼田まほかる
- 彼女がその名を知らない鳥たち (幻冬舎文庫)/幻冬舎
- ¥価格不明
- Amazon.co.jp
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