「余命3カ月のガンを克服した私が食べたもの」

先日、朝からものすごい頭痛で、朝礼で話すときにも、自分の声が頭に響いて痛いのです。
そのうち、吐き気もしてきて、でも熱はないので、きっと目の疲れだろうとお世話になる治療院に駆け込みました。
目の疲れと睡眠不足といわれ、確かに無理がたたっと反省。
休日、ぐっすり寝ました。

健康のありがたみにしみじに感謝するようになり、また、成功者を長年観察してきた結果、今の私にわかったこと。
というと、大げさなんですけれども。
人間を作るものは、「何をどう食べてきたか、日々どういう思いや考えをしてきたか」ここが大きいなぁと。

さて、今日、紹介する本は、「余命3カ月のガンを克服した私が食べたもの」
著者は、高遠智子さんというオーガニック薬膳料理研究家です。

私はこの著者のベストセラー「食べ物だけで余命3カ月のガンが消えた」を読んで、同じ北海道育ちに共感を持ち、周囲のガンと闘病中の友人たちに配りました。

第2作目の本は、より具体的に、食材のこと、毎日の食事に取り入れる方法、レシピ、ハーブのつかい方などが中心に書かれています。
著者の高遠さんのお体は、現在も修復、再生、発展の途中だそうですが、ガンの経験がなければ、食の大切さやその力に気づかなかったとおっしゃっています。
「四季を意識し、体に耳を傾け、食を丁寧に取り入れること」
四季の食材と実践レシピがカラー写真付きで掲載されています。

「体に耳を傾け」イタタタ・・・　私たちは忙しい日常を過ごし、本当に体の具合が悪くならないと、体の声に耳を傾けられないかもしれません。

高遠さんが一番言いたいこと。
「自分の体は自分で治す。
自分の体を悪くするのも自分であり、よくするのも自分なのです。
ガンや胃腸炎、脳こうそくなどは感染症ではありません。
自分が何をどう食べてきたかが、病気の要因に大きくかかわっています」

この本の中で学ぶことはたくさんあるのですが、
新しい気づきとして、著者がフランスでの勉強時代に天文学の専門家から教わったこと。
「人間は月の満ち欠けの周期の中で生きている。
満月には病気もピークになる」ということ。
上弦の時期、下弦の時期、月の満ち欠けのような自然の摂理を知っておく。
新月の願い事を書いたりしているのだから、この引力と重力の働きを理解したいと思いました。

下記は私個人の備忘録ですが、日常の健康的な食生活のヒント満載！
ぜひご一読ください。
◎日本の伝統食品を見直す　塩麹、手前みそ、発酵食品
◎お茶とスープは、体の修復・改善に。
◎糖化と酸化が女を老けさせる
◎オリーブオイルは胃潰瘍を治す働きがあり、認知症にもいい。
◎冬は体を温める。水分代謝の滞りをなくすと同時に、血を意識。
◎朝は酵素ジュースで腸を活性化
◎夜寝2-3時間前には食事を控えるべき。食材には甘味が含まれ、それは糖質だから体に入ると血糖値があがり覚醒します。
内臓は活動したいのに、自律神経は眠りたいと相反し、これが自律神経の乱れにつながります。
→質の良い睡眠が大事！日ごろから遅い時間の食事も多いので絶対やめる。

どこも悪くなく、すっきりした頭と元気な体の動きに、感謝しています！！
と日々、つぶやいています。
良いご本をありがとうございました！