ヤノフ村の織物体験[解説編] | Road to ポーランドのキモノ!

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2020年までに196カ国、各国をモチーフにしたKIMONOを作るプロジェクトに魅せられ、生まれ育った群馬の力でポーランドをモチーフにしたKIMONOを制作しました。それがきっかけで、ポーランド愛が炸裂。ポラ語を学び、ポーランドブームを起こすべく情報を発信しています!

ポーランド愛伝道師のポラ子です。


昨日はポーランドのヤノフ村の織物体験をしました。藤田さんが日本にヤノフ村の織物を紹介されています。ヤノフ村へ織りに行くツアーもあります。憧れはあり参加したいのですが、なかなか厳しい。


そんな時に見つけたワークショップ!


すぐに飛びつきました。


昨日はざっと紹介しました。

が自分のために記録します。



今日はここから先の模様織についてです。


参加者は濃い糸の色を選びます。

ポラ子は赤にしました。

その色糸と、白い糸の緯糸と交互に織っていきます。まずは白糸で手順を説明。


ちなみに経糸は白と少しグレーがかった色との2色です。緯糸が赤の時は経糸が白で、緯糸か白の時は経糸がグレーになります。ややこしいかな?


先にいきますよ。



白の緯糸を通す時は

綜絖の1と2をあげます。

ほら、経糸がグレーでしょ?



その状態でスティックで経糸(グレー)を拾います。スティックはこれ! なんとプレゼントなのでお持ち帰りできました。

拾うのは紙を見ながらです。○数字はスティックの上、○無しはスティックの背面になります。
拾ったところは経糸が最前面にくることになる訳です。



拾うとこんな感じ。体験ではピックアップと読んでました。

一度綜絖を元に戻し、全て上向きに。


左端の1の綜絖を倒します。 スティックは筬(おさ)にピタリとつける感じで奥に付けます。
その状態で白の緯糸を通します。
はい、通ってますね。

今は糸端が右にある状態。
ここで、綜絖の2を倒します。
杼(ひ、緯糸を巻きつけたシャトル)を右から左に通します。はい、通ってます。

通したら、1と2の綜絖を倒して筬をトントンと打ち込みます。

こんな風に白の緯糸を往復してこれで一区切り。

今度は赤の緯糸の番。
今度は3と4の綜絖を上げて、と言ってもさっきトントンした状態でそうなってます。

この状態からスティックで指示通りにピックアップ。綜絖を元に戻してから、
今度は4の綜絖だけ倒してスティックが筬につくように奥へやったら、右から赤の色糸を通し、3の綜絖だけ倒して左から赤の色糸を通す。と、また一往復。

これの繰り返しです。

するといつのまにやら、
柄が!

おそらく、女の子。

やっとわかってきたら終わってしまう、というワークショップあるあるでしたね。


経糸が白とグレーなのが見えるかな?


あー、これを踏まえてもう一度織りたいなー。
もう少し綺麗に織りたいです。
またチャンスがあれば絶対参加する!

やってみると、ヤノフ村の女性の凄さがよくわかりました。
図案無しに織るって知ってました?
す、す、凄すぎる!!

こんな大きな物まで。

年に数回は展示会もありますので、是非温もりのある織物を手にとって見てくださいね。

ヤノフ村の織物を紹介している藤田さんのサイトです。是非ご覧くださいね。
https://www.slow-art.pl/



今日もポラ子は誰かを笑顔にすべくゆく~

Miłego dnia.(よい1日を~)


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