オススメ其の壱。
俳優座研究生時代に同期の、豊島 理恵がいま所属している、オペラシアターこんにゃく座のステージを拝見。
日本語歌劇の代表的作品といえるだろう「森は生きている」
今年はじめ、作曲家の林光さんが亡くなった。
(この人は、すごい功績を残した人物。知らない人はwikiで調べてみるといいだろう。)
その追悼公演にあたる。
休憩を挟んだ2部構成、圧巻の仕事を観ることができる。
正直はじめ、俺はいつものジム修行を終えた後に劇場に向かいながら、
自分の体力がもつか、軽く心配していたが苦笑。
いらない心配だった!
俳優個人の歌や、セリフを一切マイクを使わずに、クリアに届ける技術。
こんにゃく座ならではの「意味のある」身体表現術。
これぞプロの仕事である。
それらに加えて、何がいちばん凄いか、それは。
「馬鹿馬鹿しさ」を全く感じず、理屈抜きに作品世界をタップリとのめりこめるところにある。
フリフリの衣装を着ていても、ちょっと変わった言動をしても。白けるのではなく、感動に向けてちゃんと意味があって、成立させるところに技アリである。
最近のエンタメ、ステージ関連、高い金を払わせるくせに、ただの有名税とか、自己満足で蛇足な小手先の仕事ばかり観せてるものが多い。
いいよな、それで感動できたり。
それでお金もらえて。
でもだよ、ホンモノが解らないまんま、その人たちは生かされるってことだから、人生も可哀想なのかも…皮肉な幸せタイム、目出度いと、目を逸らす。
舞台だけに限らず!
カルチャーの何がホンモノで、何がニセモノかを、
日本人はもっとマジに真剣に考える必要がある。
リアルな目線を持つ。
そうすることで、あなたの日常は必ずや、より豊かになるし、カルチャーの神様が、あなたが辛い時に、必ず味方をしてくれる。
そんなふうに仕組みができてる、らしいよどうやら。
つうわけで、モノホンの仕事、観に行ってあげて。17日まで、俳優座劇場。
(※ベタ褒めしたが、身内びいきや賄賂は一切ないよ笑。)
オススメ其の弐。
宮沢章夫「考えない人」
演出家の宮沢さんがダダッと豪快に綴る、ナチュラルボーン「考えない」。
それはバカなのか、天才なのか?
腹を抱えて笑う場面、多数。
小見出しだけでも、最高に読みたくなる感情を誘われる。
あと基本的に、宮沢さんの書き方が大好き。
俺のブログを日頃から御覧下さっている皆さんにはわかると思うが、
俺はとにかく思いつくままに止めどなくギュンギュン書くことにしている。
こうしてダダ流しにした方が、人間味としてカッコつけず、嘘で塗り固めず気持ちが伝わりやすいからなのだが。
要は、考えないということ笑。
そこにシンパシー。
いきなり読み始めから、締切がヤバくて、俺のブログみたいに脳味噌と直列つなぎでダダ書きしているところから笑える。
とにかく、一度チェックしてみて。
実は感動ひとしおのエッセイだ。
オススメ其の参。
昭和40年男 10月号。
雑誌も、人間やカルチャーを学ぶうえで重要なアイコンのひとつ。
14ページから、
佐藤蛾次郎さんが熱く語る松田優作。
まずこれに感動。
こんど蛾次郎さんに会ったら、間違いなくこの話題をすると思う笑。
そして。88ページからは、
「ガツンと一言 兄貴の説教」
というコーナーがある。
そこに、
先日まで仕事で一緒だった、山田太一さんが登場するぞ。
静かだけど重厚なパワーをもつ発言を是非チェックしてもらいたい!
…というわけで、3連発、ぜってー面白いから( ̄^ ̄)ゞ


