今日は、会津若松駅から少し離れたところにある、會津風雅堂という劇場に入り、いよいよ本番が始まった。

1752席を完備する、立派なホールである。
広さがある分、解放的で仕事のやりやすい環境でスタートすることができたのは、この舞台のツアーメンバーにとっても、良かったのではないだろうか。


舞台のツアー日程というものは、日々が本当に目まぐるしい。


やっと場の空気感に慣れてきたかなと思いきや、翌日にはもう違うところにいるなんてことは、しょっちゅうである。


今日の本番は18時半。
それまでの空いた時間を有効利用して、周辺散策ついでに、10kmちょっと走ってきた。



ちょうど小学生が下校の時刻だったか、西陽を受けながら、班になって集団下校している。

交差点には、いかにも人の良さそうな、ハイウエストな位置まで履いたジャージにシャツをINしている若い先生が何人もいて、横断歩道を誘導する光景だ。



まだ旅に来て少ししか経ってないけれども、早くも俺の気持ちのなかには、ベッタリこびりついていることがある。

でも、俺はあえて、意見をしようとは思わない。

演劇を観て下さったお客様たちには、なおさら、俺から語ることは、やめようと思うのだ。



雄弁に語るくせに、うわべだけで何もしない人もいれば、語らずも、静かに貢献している人もいる。


俳優は、というか、オモテに出て金を稼ぐ人間は、後者であるべきだ。




明日は、須賀川へお邪魔する。