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昭和56年、当時57歳の池波正太郎が語る、彼なりのオトコ道。


素晴らしいのは、もっともらしい思想の押し付けではなくて、
飽くまで池波正太郎個人が考えること、経験してきたことを通じて語っていることにあり。


また、イメージされがちな大御所っぷりや、偏りがちなダンディズムの匂いは一切せず、
近所のイケてるオジちゃんが、飲み屋で語ってくれそうな、お役立ち話に深く感銘を受けた一冊だった。



後世の人が読むには、時代性から受け取り方も違ってくるはずだと、池波正太郎本人は度々注釈しているんだけど。

確かに、読んでいて2012年の考え方とはズレてしまった部分も結構ある。

が、そこから見えてくるものがたくさんある。

ただ昔ムカシ言って懐かしむ懐古主義の肯定ではない、まさに温故知新。


戦後の難しい時代を、どのように日本のイケイケメンズたちがサヴァイブしてきたかを学ぶにはもってこいだし、


既になくしかけている日本のオトコ心を熱く呼び覚ますキッカケを芽生えさせてくれる。


あと、オンナの扱い方!
いやあ、すごい。これだと思った。



お得意の食事バナシには、やられるぜ。


こんなじいさんになりてえ!
リスペクト。





男性全員、正座して読もう笑。