渡辺えりさん主宰のオフィス三◯◯公演「天使猫」を観劇してきた。



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宮沢賢治の身辺と、名作の数々をモチーフに描かれたオリジナル作品。

「世界がぜんたい幸福にならないうちは、個人の幸福はあり得ない」と。




渡辺さんが作、演出も手掛けられながら、ご自身も出演。

多彩な客演陣にも注目しつつ、そのなかに、手塚とおるさんも出演なさっていたことから、兼ねてから必ず観に行こうと思っていたが、わざわざ今回は御招待下さった。ありがとうございます、本当に。



2ヶ月ぶりに座・高円寺にお邪魔。
そうそう、この空気だ。
相変わらず居心地の良い場所だなあと実感。


客席入口から入ったことがなかったので、若干へんな気持ちになりながら、席に着く。

2時間休憩ナシ!一本勝負だったが、飽きることなく、芝居、身体表現、ダンスに歌と面白く拝見できた。

カンパニーによって、手法の違いや出色の違いってのが確かにあるから不思議で、また観ていて楽しいものである。


終演後、楽屋にお邪魔。

よくよく考えてみれば、手塚さんは、前回の「騙り。」からそのまんま「天使猫」へ移行したわけで、言うなれば、あれからも、座・高円寺にずっと入り浸っていたことになるわけだ。


再会するなり「俺、まだここにいたんだけど…」と言われて笑ってしまった。

箱付きの俳優さんだ!笑。



しかし、振り返ってみると、手塚さんの適応能力というか。結果の出し方は改めて面白く、興味深かった。

客演を連続なさることは稀なケースらしいが、ちゃんとそのカラーに合わせながらも、揺るぎない手塚ワールドを展開していた。




これぞ、仕事。
これぞ、プロだと思う。




そこで、そんな動き方するのかぁ、という意外性や、それを凌駕する説得力ね。
客席の笑いどころとは全く違ったところで俺は、ひとりほくそ笑んでいた。


なぜ手塚さんは去り際に回転してるのかとか、あ、いま絶対いつもと違うことしてるんだろうなっていうのが、楽しくて仕方なかった。トビっぷりがとにかく最高なんだよ。

で、最終的にそれがちゃんと整合性があるっていう。


また機会があったら是非一緒に仕事がしたいと思わされる。




手塚さんは今月6日から、TPTでワークショップを開催なさるらしいので、良かったらチェックしてみよう。