風邪治りかけ特有、目覚めると喉が「んがぁっ」てなるでしょ?

この「んがぁっ」何歳になっても苦手だ。いきなり一回表に先頭打者ホームランくらったみたいな凹みスタートをきる。
人間越えられないものって、実はたくさんあるものだ。



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新宿紀伊国屋ホールで今月20日(日)まで上演、俳優座公演「ヒメハル」。

初日舞台を観劇してきた。演出家、眞鍋くんの記念すべき本公演、演出第二弾にあたる。

新劇文化に新しい息吹を吹き込もうと、老若男女の全員が必死に舞台で繰り出そうとする姿を、ぜひチェックしてもらいたい。





新しいことをはじめるには、余計にリスクがいるもので、風当たりも強い。

通らなければならない道であり、はじめて踏み出す道。


よくある話、そうしたシチュエーションの場合に、明日どうなるかわかりましぇんからと、ただ無心に、結果いかん問わずしゃにむに突き進むだけの人が多い。わからなくもない。



でも俳優ってどの道、必ず結果を出さねばならないものなのだ。




お客様には、お金を払っていただいて、期待していただいているうえでの私たちの仕事が存在しているので。



俺はそこがプロ意識だと思っている。




飲食店みたいなものだ。
お腹を空かせてお客様が来店されるからには、必ず美味しい料理、満足させる料理を提供しなければならない。
どんな境遇で料理人になったとか、当人の細かいスキルとか嗜好とか、そんなことは二の次だ。


とにかく、お客様はいま、この時に、料理を待っている。それだけである。


そんなことが頭を巡って、自分の将来のことを、深く考えさせられた。



むむむ。
と、思っているところで、俺は昨日劇場の客席やロビーで、いろんな方から「やべさん」と声をかけていただいて嬉しかった。


鼻くそがほじれなかった。



何に驚いたって、俳優座後援会の方々か?俺の知らないところで、先日の「騙り。」拝見しましたと、わざわざご挨拶にいらしてくれたのである。

なんとありがたい。知らなかった。


また、制作の紹介で某新聞社の文化担当の方と知り合うことになり、これまた先日の「騙り。」を身に余るほど評価して下さったのである。


でも俺のおかげというより、息子のおかげだなと思った。



風邪も治りかけてきたし、糖質ゼロ発泡酒でも飲んじゃおうと。



ちょっと気を良くして、寝て、覚める。



すると、また「んがぁっ」と、ホームランを浴びる。