札幌延伸だけじゃない!函館駅乗り入れ案をシミュレーション
こんにちは!前回から始まった新幹線編の最終章「北海道新幹線編」の第二夜です。第一夜では、北海道新幹線の札幌延伸開業や、貨物列車との共用プランをご紹介しました。
ところで、北海道新幹線といえば、函館市長らが推進する「函館駅乗り入れ構想」も有名ですよね。ただし、新幹線ルートから函館駅までは距離があるため、実現するとしても新函館北斗発着列車の一部が函館駅まで直通する程度と考えられます。
それでは、今回作成したダイヤをご覧ください!
「ほくと」登場!北海道新幹線の延伸と函館乗り入れ
今回は、北海道新幹線を札幌〜旭川まで延伸しました。これまでは北海道新幹線の列車といえば「はやぶさ」と「はやて」のみでしたが、新たに「ほくと」が登場しています。さらに、以前触れた通り、函館駅への乗り入れも取り入れました。
新函館北斗〜函館間は函館本線(在来線)を3線軌条化し、電化方式も新幹線仕様に統一しています。ただし、この区間はトンネルがないため、ミニ新幹線タイプではなく通常の新幹線車両が直通します。その結果、普通列車が停車する各駅ではホームを一部削り、ホームからステップを出して乗降できるようにしています。なお、同区間では、新幹線の運行はJR北海道、在来線の運行は道南いさりび鉄道が行います。また、新函館北斗駅と函館駅、線路や架線はJR北海道が所有し、その他の施設は道南いさりび鉄道が所有しています。
また、前回は新函館北斗〜長万部間で貨物列車と線路を共用していましたが、今回は貨物共用を廃止。その分最高速度を引き上げ、さらなるスピードアップを実現しました。貨物列車については……この頃には需要自体がなくなったのでしょうね。
列車紹介
- はやぶさ・はやて
使用車両はE5系およびH5系です。
- ほくと
使用車両は、普通車5両・グリーン車1両の6両編成によるオリジナル車両を想定しています。
Confer Clip!!
ここでは、今回の記事を作成する際に参考にした動画をひとつご紹介します。ぜひコーヒーブレイクのお供にご覧ください!
ダイヤ紹介
新青森〜新函館北斗間には17往復、新函館北斗〜札幌間には上り17本・下り16本、札幌〜旭川間には35往復を設定しました。函館発着列車は、新函館北斗駅で「はやぶさ」「はやて」「ほくと」が相互に接続するダイヤです。これに合わせて、新函館北斗駅の駅構造を以下の画像のように改良しました。
- 11番線
- 12番線
- 13番線
さらに、東京〜札幌間を直通する列車を5往復設定。そのうち1往復は新函館北斗駅を通過し、東京〜札幌間を最短約5時間で結びます。
シリーズ最終回目前!第三夜に続く
次回は、最終章となる第三夜、そして新幹線編の最後の記事です。どうぞお楽しみに!