新幹線編の締めくくり!北海道新幹線ダイヤ紹介

 こんにちは!いよいよ今回から、新幹線編の最終章です。テーマは、タイトルにもある通り「北海道新幹線」!

 それでは、今回作成したダイヤをご覧ください



札幌延伸後を想定!貨物対応型・北海道新幹線の運行計画



 今回ご紹介するのは、北海道新幹線が札幌まで延伸開業した後を想定したダイヤです。新函館北斗~長万部間は三線軌条とし、貨物列車と線路を共用する設定としました。ここでの「貨物列車」とは、貨物新幹線ではなく、現在青函トンネルを走行している通常の貨物列車を指します。そのため、この区間の最高速度は160km/hに制限されています。


 三線軌条を導入した理由は、北海道新幹線の延伸により函館本線(新函館北斗~小樽間)が廃止される可能性が高いとされているためです。整備新幹線の開業に伴う並行在来線の第三セクター化はよく見られますが、この区間は赤字額が大きく、信越本線の横川~軽井沢間のように廃止される可能性があります。そうなれば、同区間を経由する貨物列車も運転できず、北海道~本州間の鉄道貨物輸送に大きな影響が出てしまいます。


 そこで、新函館北斗~長万部間を青函トンネルと同様に三線軌条化することで、貨物輸送を維持できるのではないかと考え、このような設定としました。


Confer Clip!!

 ここでは、今回の記事を作成する際に参考にした動画をひとつご紹介します。ぜひコーヒーブレイクのお供にご覧ください!





東京〜札幌12往復!北海道新幹線ダイヤの全貌



 東京〜札幌間には12往復を設定し、さらに新函館北斗発着列車や仙台以北で完結する列車も用意しました。最高速度は、新函館北斗以南が現行通り宇都宮〜盛岡間で320km/h、盛岡以北は260km/hとしています。また、新函館北斗以南については現行の「はやぶさ」の時刻を踏襲しています。前回の常磐新幹線編では秋田新幹線との併結を廃止しましたが、今回は盛岡駅での併合・解結に必要な時間も考慮しました。



札幌延伸ダイヤを公開!貨物共用で所要時間は6時間に



 今回作成したダイヤでは、東京〜札幌間の所要時間はおよそ6時間。やはり、新幹線と貨物列車が同じ線路を走るのは難しいのかもしれませんね。

 ということで、次回も北海道新幹線です!お楽しみに!