防災カフェ2021が開催されました | 即興舞踊家 ダンサー 松崎友紀

即興舞踊家 ダンサー 松崎友紀

Dancer, Artist from Sado island, Niigata, Japan

毎日春の陽気✨✨
街のチューリップや八重桜が話しかけてくる...
気がしていました爆笑
 
 
🌷
実は3〜4歳の頃
庭に咲いていた一輪の赤いチューリップに
「あなたはどこから来たの?」と話しかけたことがあり
チューリップが話してくれた内容等
その時の会話のやりとりを
近くにいた大人たちに話したら
「そんなこと人に言っちゃだめ。お花は話さないの!」
と注意してもらったことがあります。
なのに投稿の冒頭から同じ様なことを言っている❗️😄
 
 
何かを感じたら、大切に扱うということは
私にとって肉体を持つのと同じくらい大事なことに思えます。
純粋に何かを感じられること自体が貴重なことで
「ネガティヴ」「頭おかしい」と判断されたとしても
それは何か美しい出来事や存在に変化する可能性が高いので大切に扱いたいと思っています。
自分の踊りにも繋がっていますし。
(無視し何も感じない世界というのは
私にとって☠️💥👀‼️)
 
 
🌷
先月3月11日防災カフェという
災害について考える会が開催されました。
企画・主催の大橋さんが終演後に
「友紀さんは一輪の赤い花のようだった」と仰ってくださいました。
共演者のピアニスト中澤 友希 さんとは
ベースの曲は決めていましたが即興公演でした。
公演当日にならないとリハーサルやゲネプロ(本番通りに行う通し)が出来ず、Skypeでの打ち合わせのみですすめていきました。
本番当日を振り返ると、中澤さんは
私の中の一輪の花と出会い
音色の物語を奏でてくださったようにも思います。
一輪の花に寄り添い丁寧に少しずつ包み込み委ねさせてくれるような。
リハーサル中も合わせる度に
「今の松崎さん、ちょっと困っているように見えた」とか
「こうした方が松崎さんが居やすいかな」とか相談してくださいました。
 
 
そしてステージを支えてくださった
小菅知美 さん
堀内百合恵 さん
星川貞子 さん
菅原 恵麗香 さん
この4名の女性たちは
舞台の照明なんていじったことも
操作したこともなかった方々ですが
照明や緞帳(ステージの幕)の操作をしてくださいました。
特別なライトを使うことが出来ないので
下見で色々実験していたら
小菅さんがご自宅から「これ良かったら使う?😃」とライトスタンドを持って来てくださいました。
重いのに本当にありがたいです。
(影が白バックに映っている写真)
堀内さんは「タヴェール・シャヴェール」という
お食事し易いマスクを開発された方で
その講演会もあるなか
朝から打ち合わせに参加してくださいました。
星川さんはお子さんのお迎えなどもあり
ハードスケジュールのなか
行ったり来たりしながらも
照明操作の練習を何度もされていました。
菅原さんは操作の確認を繰り返し
持ち前のプロ意識を発揮され
操作に応用されていたように思います。
打ち合わせやリハーサルを重ねながら
「ステージ上の出来事をお客様たちに届けたい」
皆さんの気持ちが重なって行くのが感じられました。
その度に「ありがとう」と心の底で皆さんの存在を感じていました。

 
 
司会の野口 智美 さんは
なるべく沢山リハーサルに時間を割けるよう
考えてくださり、割り振ってくださりました。
歌の小林寛子さんやピアノの中谷 美香さんも
ご自身たちも出演を控えているのに
いつも「友紀さん大変だから」と
お気遣いくださり
大切に大事にしていただきました。
本当にありがたいです。
 
 
ご覧いただいたお客様たちからも
あたたかいメッセージを沢山いただきました。
10年前に亡くなった方々と私たちが共有できるものを踊りを通して表現したかったです。
自分が与えてもらった経験、肉体、心、感性、未完全さ、未知の経験、未知の世界。
残された私たちにまだまだ課題はあります。
悔しい想いをしながら生活されている方々もおられますし
汚染水の海洋放出の話も進められています。
自分にできることの一つは
肉体だけの問題ではなく
感性がどれだけ大事なものなのか
これからも表現し続けていきたいです。
 
 
そして私と私の踊りの成長を
いつも大事に、楽しみにしてくださっている方々のお一人である大橋 宏子 さん。
大変な時期で様々なことを抱えながらも
「何としてでも講演もパフォーマンスも含め
防災について考える機会を創りたい。
寄り添うこと、深いところで繋がっていること、
心を大切にしたい」お気持ちでご遂行されました。
本当にありがとうございました。

 
















一瞬マスクを外しての撮影✨✨✨


主催の大橋宏子さん🌷✨✨✨


撮影:元井 欣一