私たちは、とある4つ星ホテルの中のアメリカン風な?ダイニングで待ち合わせた。

私はタクシーで向かい、彼は自分の車で来るようだ。


彼は私が辿り着くまで、何度も連絡をくれた。

面倒見が良くマメな人だ。


彼とは10ヶ月ぶりに会う。


程よいムスク系フレグランスの

よい香りがした。

綺麗に揃った白い歯が輝く彼は

白いシャツがよく似合う。


ただ、私はこの日をこんなにも楽しみにしていたのに、彼は私から連絡するまで忘れていたらしい

(インド人あるある)


まぁ休日という休日はなく、

今日も日曜なのにミーティングのあと着替えてきた、

という多忙な彼なので仕方ない。


「ところで、

彼氏とはどうなったの?」


と聞いてきたので、もう終わったと答えた。

「そっか、それは僕にとって嬉しいことだね」

と彼は微笑んだ。


彼は、自分が子供に見えるのではないかと

少し気にしているようだが

私はあなたを尊敬してる、と伝えた。


「ありがとう」

と言いながら照れ笑いする姿が

たまらなく可愛い。



"今度、僕のうちで一緒に飲もう"

"これからは月2、3回は会おうね!"

"行きたいところあったらいつでも連れて行くよ"


と楽しそうに会話を弾ませた。


この後どうする?

と聞かれたので、

まだ時間あるからドライブしたい、と答えた。

(インドは飲酒運転に関して緩いのである。

ビール2杯ならよしとしよう)


会計は彼が済ませてくれた。


運転中、彼は手を握ってきた。

私の手はゴツくて大きいのだが、

背の高い彼の手はもっと大きく、私の手を華奢に見せてくれる。


そして、人気のない暗めの場所で車を止めて


「キスしていい?」


きた。


彼の唇は柔らかかった。

ただ、一生懸命なあまりテクニックはまだまだで息をするのが少し苦しかった。


そして彼は私のスカートの中へ手を伸ばし、

私の秘部へ触れ

我慢できなくなったようで、


「ホテルに行く?Yes or No? 」


と可愛い顔で見つめ、聞いてきた。

反則だろ。

もうかなり濡れてしまって欲しがっていることがバレてる私に

"No"  という選択肢は無理がある。



しかし

インドにラブホなんてあったっけ?


と思いながら、彼の運転に任せ

話のネタに(?)行ってみることにした。



続く