<C N N 記事>
『Q カーボン』
米ノースカロライナ州立大学の研究チームはこのほど、ダイヤモンドより明るく輝き、しかも硬度が高い新物質を開発したと発表した。
こうして作られた物質はダイヤモンドと同じく炭素原子で構成される固体だが、これまで地球上に存在したことはないとみられ、「自然界に存在するとすれば、どこかの惑星の中心核しか考えられない」。
Qカーボンはダイヤモンドよりもさらに硬いだけでなく、少ない光で一層強い輝きを放つ。さらに磁気を帯びさせることもできることから、さまざまな分野での応用が期待される。
人工ダイヤの一種、ナノダイヤモンドを使った医療用の針や膜を低コストで作ったり、がんの治療薬を体内の患部に届ける技術に役立てたりする活用法も考えられる。
炭素原子に瞬間的にレーザーを当てて超高温まで熱し、その後急速に冷やす。
熱した炭素の温度は約3700度と、地球内部で天然ダイヤモンドが生成された時の高温状態をはるかに上回る。
この物質が自然界に存在するとすれば、どこかの惑星の中心核しか考えられないそうだ。
凄いぞこの開発!