フランス・パリ市内で9月30日、「ジャンポール・ゴルチエ (Jean Paul Gaultier)」が09年春夏コレクションを発表した。ショーの冒頭とラストに登場した3人のダンサーからもわかるように、今シーズンのテーマは「ダンス」。最近、現代バレエの旗手プレルジョカージュのために衣装をデザインしたというゴルチエは、そこで目にしたダンサーの動きや彼らの衣装から得たアイデアを作品に取り入れたという。ドレスやパンツと組み合わせたレオタード、巻きスカート、バレエシューズ、ストレッチの効いたパンツ・・・。薄手のケープやジャージーのドレープ入りドレスなど、モデルの動作にあわせて軽やかに揺れるアイテムが気分を盛り上げた。コレクションに際し、ゴルチエが新作について語った。