フランス・パリ市内で10月2日、ステファノ・ピラーティ（Stefano Pilati）が手掛ける「イヴ・サンローラン（Yves Saint Laurent）」が09年春夏コレクションを発表した。日本の着物から着想を得たシルエットや、まるでスカートのようなサルエルパンツなど、エレガントでミステリアスな女性にぴったりの作品を並べた。ジャケットは、ルーズなトライアングル型や、スペンサータイプ、ベルト付きなど、多様なバリエーションで展開。透け感のあるシャツや、スパンコールをあしらったドレスなど、とてもシックでフェミニンなアイテムも充実。アクセサリーでは、メッシュのアンクルブーツやスクエアのバックなどが登場した。ショーの終盤に現れたのは、イヴ・サンローランを象徴するブラックスーツ。6 月に他界したムッシュ サンローランにオマージュを捧げた。色は、ダークブルー、ブロンズ、シルバー、ブラック。