
「ヴァレンティノ」
08/09年秋冬オートクチュールコレクション。
アレッサンドラ・ファッキネッティにとっては、メゾンデザイナーになって初のオートクチュールである。
クチュールの手法を活かしながらの新作はクレバーな優しさを感じさせた。
「ヴァレンティノ・レッド」のシフォンのドレスも美しい。
メゾンのDNAを引き継いだ、今後のアレッサンドラ・ファッキネッティの魅力に期待!
ZenRo~

フランス・パリ市内で2日、アレッサンドラ・ファッキネッティ(Alessandra Facchinetti)が手掛ける「ヴァレンティノ(VALENTINO)」が08/09年秋冬オートクチュールコレクションを発表した。アレッサンドラにとって、メゾンのデザイナー就任後初のオートクチュール。シルエットを強調したグラフィカルかつ優しい雰囲気の作品には、細かなプリーツや刺繍といったクチュールの手法が余すところなく発揮されている。「ヴァレンティノ・レッド」のシフォンのドレスがラストを飾り、メゾンのDNAが脈々と引き継がれていることを印象づけた。コレクションに際し、アレッサンドラが新作について語った。