予防に値するハーブ生活を送る
緑の薬
治療の為西洋医学で処方される
白い薬
その90代女性は痩せ細り
かつての気迫も情熱も
高血糖高血圧を承知の不摂生から
失ってしまった
今は執着も反発も手放した
小さな命
感謝を口にし
自分の生活をしたいだけの
24時間ケアするには
介護申請が必要で
それには医師の診断が必要で
それには検査が必要で
結果の数値を正さなければならなくなり
「白い薬」が処方された
3日目夕方 だるそうに寝ている
5:30 の時計と夕飯を見て
こんなに早い朝ごはん?
目が合うたびに「朝でしょ?」
座れない
一口ごとに呼吸が乱れる
何より、目が、遠い
会話はまともだけど
すぐ寝てしまう
3日前に処方された「白い薬」を
あと、ひと月、飲む?
「やめさせてください」と
心で叫ぶ私に
関係者は耳を貸さない
高齢者と白い薬と介護の仕組み
外から見ているしかない?
当事者と家族
白い薬は
医療行為をしましたという
医者の弁明?
何かあったら
そんなはずはない
という防御?
そんなふうに
思うことを
やめないと
介護して
いただけない
1番大切なのは当事者の
どう生きたいか
🟰どう死にたいか
「白い薬」は真実を
見えなくする
予防と称して使われた「白い薬」
命は誰のものですか?