日常の一コマを、あなたの生涯の記念日に 白馬写真撮影オフィス「Image Create AH-UM」 -11ページ目

日常の一コマを、あなたの生涯の記念日に 白馬写真撮影オフィス「Image Create AH-UM」

何の変哲もないような日常の一コマが人生の忘れられない瞬間に変わる!! 北アルプスの稜線から田んぼのアゼ道まで、白馬の大自然を舞台にあなたの大切な記念日を移り変わる季節と共に写真に収めます。

こんにちは。

白馬塩島で写真活動をしている写真家のMIHOこと、古瀬美穂です。


「地方発祥のスモールビジネスを活性化する」という目的で、各々のビジネスを推進させたい方へ向けての情報交換の場としてコミュニティを立ち上げまして、その第2回目のテーマは【和服 de ランチ&撮影会】ということで、その第1回目を開催いたしました(ややこしい)~
 

今回は前回「自力で着物を着れたっ続き、「着物を着て、ゆっくり街を散策」してみました


パリっと着物を着ていざ出発

募集当初は白馬村の「切久保・新田地区」の散策を予定していましたが、急遽予定変更して今回は「大出地区」にお出かけしました

この地区は、古民家や道祖神など、古くからこの地域にまつわる伝統の建造物が今も大切に温存されている場所で、近くに桜並木や清流が流れる公園があり、そこから眺める北アルプスがまた絶景の人気スポットで、多くの観光客が訪れる場所でもあります

この日は平日ということもあって、観光客もあまり見かけず、和服姿の私たちはまるでタイムスリップしたような錯覚さえ感じるほど、穏やかな時間をゆっくりと楽しむことが出来ました


お散歩もそこそこに、まずは腹ごしらえ 吊り橋を渡った先にある水車が目印の古民家「かっぱ亭」さんでランチタイムです


風情のあるたたずまいですが、お店の中から見る外の景色もまた素敵

着物を着ると、座敷に上がるときは草履をそろえ、座るときは裾を直し、お茶を入れるときには袖を気にするなど、一つ一つの動作が「しなやか」に「しとやか」になるような気がします 

そしてその動作が一応自分にも身に付いていること


小さい頃に当たり前のこととして教えてもらった作法。これぞ日本人の「心」なんですかね(ちょっと大げさかな~

和やかに~、しとやかに しかし女性が集ればおしゃべりは止まりません

大出の「かっぱ亭」さんのランチ、5種類のメニューの中から、「手作り蕎麦のピザ」と「かっぱの豚めし」をいただきました~


そば粉のピザは、生地がしっとりしていて、白馬名物のそばガレット(お蕎麦のクレープ)のような食感。具材がたくさん乗っていて、見た目よりもボリュームたっぷりでした


豚めしのごはんは「紫米」を使用。プチプチの食感にトマトカレー味のブタ肉は食べ応えアリ とろっとろの温泉卵をからめて食べるとお味がマイルドに変わって、一気にハシがすすみます

甘味のデザートを食べようと思っていたのに、すっかりお腹いっぱいで…大満足ご馳走さまでした~


お腹も満たされて幸せ~ お店を出たところでパチリ

今日はお山の稜線がクッキリ 唐松岳と一緒に。


「このピンクのお花はなにかしら?」
「これは、ハナミズキよ」山岳ガイドで花にも詳しいMakko先生

「里人の 喜怒哀楽を 聴き給ふ 観音御堂 ここにあたらし」


大出の観音さまをお参りして、心もなんだか軽くなったかな

昔は日常に使用されていた用水路の端に立てられた、石像や道祖神をながめていたら…

「今日は何ごとだい?」和服姿も珍しい、と声をかけてくれた、地元のおとうさんとの、みちくさ歓談も楽しいひととき


足下には芝桜が満開 近づいてみると、甘~い香りに気分もすっかり癒された

民家のすぐ横にはフツフツと湧き水が湧く清流が流れ、

水草の間には岩魚も泳いでおりました 

「大出地区」は清涼感があふれ、手入れの行き届いたとっても素敵な地区で、和服を着てのんびりお散歩するにはとても良い雰囲気でした

四季折々の花が咲き、これからの季節にも、また違った表情をみせてくれるでしょう。
また、のんびりお散歩に出かけてみたいと思います

今回、私は、母から譲り受けた着物を着てみました
新緑の季節に合わせてMakko先生にお借りしたグリーンの帯で。

小物使いを変えるだけで、着物の雰囲気は格段に変わります

「次はどんな装いをしてみようか」なんて、ちょっと贅沢ですが、自然の中に身をおいて、心と身体を休めることも、また次のステップにあがるためには必要なことかもしれませんね

来月にもまた開催します
和服に興味のある方、着物をまとってみたい方、のんびりと心を休めたい方、着付けを習ってみたい方、楽しそうだな~と思ってくれた方

次回、アナタのお越しをお待ちしております♬


【撮影のお申し込み/お問い合わせはこちら

   090-2424-1717(古瀬)

   info@image-create-ah-um.com

【初めての方へ/写真家 古瀬美穂の想い】は こちら



こんにちは。

白馬塩島で写真活動をしている写真家のMIHOこと、古瀬美穂です。


「地方発祥のスモールビジネスを活性化する」という目的で、各々のビジネスを推進させたい方へ向けての情報交換の場としてコミュニティを立ち上げまして、その第2回目のテーマは【和服 de ランチ&撮影会】ということで、その第1回目を開催いたしました(ややこしい)~


この会の目的は
・着物を着ることで、日本の伝統文化を守り、伝えること
・和服を着てゆっくり歩くことで、普段は見逃している四季を感じ、風景を楽しみ、地域を知る機会にすること
・日本人として教えられてきた和の文化の美や躾を体感し、再認識すること

など

また、一概に着物を着る、と言っても、「着付けてもらう」のと「自分で着られるようになる」のでは、モチベーションも気合いも全く違ってきます。
この会では敢えて【着物を着ることからチャレンジ!】することにしてみました

とはいえ、着物の着付けは1回で覚えられるほど甘くはありません。
なので、先生に手伝っていただきながら、着付けの全貌を体感する、というスケジュールを組みました

着付けをご教授していただくのは、自身でも【てけてけ倶楽部】という体験型地域イベントを主催されているMakko氏。立ち振る舞いがキリリとカッコいい女性です

そして今回この実践会にご参加いただいたYさんは、なんと呉服屋さんの娘さんだそうなのですが、利便性が優先される現代社会。ご自身はなかなか着物を着る機会がなく、着付けを習うのは初めてだとか。お母さまから譲り受けたという、すばらしい施しのお着物と共にご参加いただきました


私は以前、着付け教室に通っていたことがあるにもかかわらず、その知識はどこえやら~ 数ある小物も何が何やらサッパリ着物を着るための小物って本当に色々あるんですね~!!



また着物にも、帯にも、「お祝い事」とか「お出かけ用」「普段着」、それに季節によっても色々あって、そこに小物を合わせていくわけだから、着合わせは何通りにも


Yさんの着物は「ちりめん」という絞りと染めの手法が柄ごとに施されていて、とっても手が込んだ一品 すごく素敵でした~


先生の帯はオリエンタルな刺繍が施された一品。無地の着物に華やかなアクセントで一層渋さ、格好良さを引き立てていました

着付けには色々とルールがあって、そのひとつひとつが「きれいに魅せる」ための要約。肌襦袢(肌着/下着の一種)一つ着ることから手を抜かず、腰紐一つ結ぶのにも持ち手から何から全てに意味があるそうです。上っ張りの着物を着るまでまず一苦労 

日本人の「美」に対するこだわりは計り知れません


頭がこんがらかりそうになって、くじけそうになりそうな予感がありましたが、そこはMakko先生の優しく丁寧なご指導のお陰で、なんとか切り抜けることができました



さて、なんとか着物を着ることができ、ひと山超えた安心感もつかの間…
ここからが難関「帯締め」の巻。今回はオールマイティに使える「おたいこ」を習いました

が、あまりの難しさに、やはり一回こっきり教わっただけでは習得できるはずもなく、結局ほとんどの行程をMakko先生に施してもらう始末

でも、最終行程の帯揚げ、帯留めはなんとか自力で出来ましたとも

先生に補足していただいて


どうです
とっても素敵に仕上がりました

ちなみに、さすがのMakko先生は着るの早い!!

 

   


あ!っという間にご自身の着付けを終了されましたカッコいい~

朝10時に集合して、ご挨拶、着物の話、小物の説明から着付けを開始して…
なんとかお昼には間に合った 

襟が決まらなかったり(緩んできたり)、帯が緩かったり、なかなか簡単ではなかったけれど、帯は結局手伝ってもらったけれど、なんとか「それなりに」着ることができました

やった~

この達成感と、頑張って背中とくっつきそうになった空腹感を満たすために、お次は待ちに待った「ランチ&撮影会」に出発

お話が長くなってしまったので…後半につづく

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   090-2424-1717(古瀬)

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【初めての方へ/写真家 古瀬美穂の想い】は こちら


こんにちは。
白馬塩島で写真家活動をしている古瀬美穂です。

昨日は「第5回 信州きものBIGショー」にモデルとして参加してきました

自分がモデルなんてっ

はい…
いつもお客さまに「その瞬間が記念日だから」とか「いまを楽しんで~」とか、なんてエラそーなことを言って、被写体のみなさんの素敵な笑顔がこぼれる瞬間を今か、今かと狙っているのですが

自分がメイクしてもらって、御髪を整えてもらって、お着物を着付けていただいて、って、至れり尽くせりの施しを受けたのなんて、きっと結婚式以来…

しかも人前に出たり、写真を撮られることも、実はめぇっちゃ苦手なんです

じゃあなんでモデルに

それは、「これはもうやるっきゃないでしょ」っていうタイミングだったから。

もともと、白馬に引っ越してきたとき、古くから大事に残された建造物や民家、お地蔵さんや神社、昔から大切にこの地域を見守ってきただろう古い桜の木やイチョウなどの木々のたたずまいや四季折々の風景がとても穏やかで、「ここはきっと和服で歩くのにピッタリだな~」となんとなく、私の中のこの地域のイメージとして感じていました。


そして、この地域で結婚式や七五三などの記念日の写真を撮らせていただく機会が増え、四季折々の風景の中でお写真を撮っていくうちに、「やっぱりここは和服が似合うな~」と、だんだん確信じみた気持ちに変わってきたのです。

また、白無垢や和装姿の花嫁さんの写真を撮るときに、お着物の裾を直したり、座り方や扇子の持ち方、袖のキレイな見せ方を覚えるために、着付け教室に通い、着物に触れるうちにどんどん着物の魅力にハマってきました

幼少の頃、和裁が趣味だった祖母はよく着物を着ていたし、夏には浴衣や甚平、冬にはハンテンを縫ってくれたり、お正月などの行事毎に父も着物を着ていたり、母方の祖母は三味線が趣味だったので、着物文化が身近にあった、ということも私の着物好きの根源なのかもしれません。

とはいえ、サーフィンに釣り、スノーボードなどのアクティブライフを送るにつけ、なかなか着る機会のない着物とはまた縁遠くなっていたのですが、ガイドをしている友人が実は着付けが出来るほど和服に精通していたり、また周りを見渡せば、わりと「着物を着てみたい」、「自分で着れるようになりたい」という声がある事実を知り、「じゃあ、和服を着る機会を作っちゃえばいいじゃん」ということで、「和服 de ランチ会 & 撮影会」を主催することになりました(第1回目は明日、5月20日(火)です

その開催に先駆けて、「まずは自分が着物を着よう!!」と。

着物は、洋服に比べて着慣れない現代人にとっては①着付けが大変、②動きづらい、③お手入れが大変、というマイナスイメージがあります

だけど、昔の日本人が1000年も前から愛着して、日本の風土に根付いていた着物文化パリっと着物を着こなしていると「立ち振る舞いが素敵」だったり「姿勢が良い」だったり「動作が粋」だったり、やっぱり憧れる~


今回は「ショーにモデルとして出演」という大義名分を自分に課せて、普段味わうことのない緊張感や、きちんと見せないといけない使命感なんかもあって、ステージの上ではグルグルグルグル目が回るような、冷や汗たっぷりの時間を味わいましたが

・自分が着物を着たときのイメージをする
・沢山ある着物の中から自分に似合う(であろう)着物を選ぶ
・着物に合わせて帯や小物を選ぶ
・イメージした和装姿に合わせてヘアスタイル&メイクを決める
・着物を着て、立っているときや歩くときの姿勢、手の位置などに注意する
・「見せる」という使命を持って「笑顔」をつくる
(ひきつってる~

など、今までの人生にはなかった新しい体験をすることができて、また自分の胆のすわり具合なんかも実感できて(わりと小心者とても充実した時間を過ごすことが出来ました


この「第5回 信州きものBIGショー」ですが、このショーのコンセプトは「家族の絆」だそうで、最初は参加モデル全員でステージ入り、次は一人ずつ紹介され、そのあとグループで登場、最後に全員で再登場、と計4回ステージに登場するのですが、一人ずつステージに上がるときに、事前に書いた「家族への感謝の気持ち」がアナウンスされ、また最後に全員でステージに再登場する際には、家族に花を渡す、という演出がありまして、ながながと続いたショーを最後まで応援にしてくれた娘にお花を渡しました


加えて数人かのモデルは「家族からの手紙
」が放送され…


私も、いつも私の破天荒ぶりを支えてくれている旦那さまから、とても「らしい」お手紙をいただくことができました

利便さが優先される現代社会の中で、忙しく慌ただしく過ごしてきたこれまでの私。
たまには自分のためにお洒落をして「女らしく」過ごしてみるのもいいかな~と

これからは、たまには和服を着て背筋をただし、歩幅を縮めてゆっくり周りを見渡せる余裕を持って生きたいものです



【撮影
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   090-2424-1717(古瀬)

   info@image-create-ah-um.com

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