こんにちは。
白馬塩島で写真活動をしている写真家のMIHOこと、古瀬美穂です。
歴史的文化財や、世界に誇る景観を持つ白馬で、着物を着る機会を定着させよう~
と始まった「和装 de ランチ & 撮影会♬」
「準備編」では着物を着るときの簡単な決まり事を、「おでかけ/ランチ編」」では「白馬八方 おひょっくり」さんでの様子をレポートしました。
この会の目的は
・和服を着てゆっくり歩くことで、普段は見逃している四季を感じ、風景を楽しみ、地域を知る機会にすること
・日本人として教えられてきた和の文化の美や躾を体感し、再認識すること
・季節に合わせた背景と装いのコラボレーションにより、一期一会の時間を写真に残すこと
さて、今回八方地区を訪れた最大の目的は、樹齢800年の巨木がそびえる、「霜降宮細野諏訪神社」」を参拝することでした
実は着付けのMakko先生は大の巨木マニア!!巨木があると聞けば、全国津々浦々どこにでもかけつけてしまう、というほど、巨木を愛してやまないお方なのです
白馬に住んでいて、特に冬は足繁く通う「八方地区」も、ゆっくり歩いて散策したことがほとんど無かった私。まして雪がないグリーンシーズンといえば尚更、どこをみても新鮮な景色ばかり。
細野諏訪神社の手前にある瑠璃殿にもご挨拶。
瑠璃殿の横に立つ江戸彼岸桜も、樹齢数百年もこの地を見守るご神木だとか。
白馬の民宿街は、この「細野」地区が始まりなんだって

さてさてお待ちかねの「細野諏訪神社」。第一の鳥居、第二の鳥居を過ぎて石畳を歩いて行くと…

この神社の下、石段を挟んで巨木の反対側には「白馬連邦遭難慰霊塔」が立てられていました。こちらの氏神さま共々、巨木の木霊が遭難者の魂を慰めてくれることを願って立てられたのでしょうか。そんなことを思いながら、山行の安全をお願いしました
さて、その後は巨木マニアのMakko先生のたっての希望で、巨木とのツーショット撮影

なんて初々しい、この笑顔
まるで久しぶりに彼氏と再会したかのようです
境内は思っていたよりも広く、きれいに整備されていて、いろんな季節の花が咲いていました。

帰り道、またまた八方温泉の水場を発見しました
さすがは温泉街です。八方口の足湯だけでなく、こんな水場があったなんて、今まで全然気付かなかった~

知っている土地でも、知らない場所はまだまだあるんだな~
歩幅を縮めて歩くことで、村の新たな側面を知ったような…とても得した気分です
それにしても、私が10年以上前に白馬にやってきたときに「ここは和服が似合いそうだな~」と感じたインスピレーション
やっぱり思った通りだ。
便利な世の中になって、なんでも「簡単」に出来るのもありがたいけど、たまには歴史を振り返って先人が残してくれた文化に触れてみる、というのも素敵な時間だと思う
バーチャルではなく体感することを重ねること、そのことが人生の礎になれば…
「茅葺き屋根の古民家を訪ねる」はこちら
準備編はこちら
ランチ編はこちら
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