挑戦と感動と連鎖反応☆ | 日常の一コマを、あなたの生涯の記念日に 白馬写真撮影オフィス「Image Create AH-UM」

日常の一コマを、あなたの生涯の記念日に 白馬写真撮影オフィス「Image Create AH-UM」

何の変哲もないような日常の一コマが人生の忘れられない瞬間に変わる!! 北アルプスの稜線から田んぼのアゼ道まで、白馬の大自然を舞台にあなたの大切な記念日を移り変わる季節と共に写真に収めます。

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。
本年も、素敵な一年になりますよう、関わっていただける皆々さま、
どうぞ宜しくお願いいたします

年末年始、この時期は、沢山の人で白馬村が活気づく一番の繁盛期
スキーガイドの旦那さんも元旦以外はず~っとお山 

だから今年は子供たちと愛媛の実家に年末帰省でもしようかな~、なんて思っていた矢先、私の実家の家族共々普段お世話になっている弟みたいな友達Kくんが「白馬に滑りに行きたい」と

もちろんWELCOME
ということで、2013-2014年の節目は「白馬を満喫」することに

今回、愛媛からはるばるやってきてくれたKくん。
スノーボード歴数回(かなり時間が経ってる)、スキーは高校(?)の修学旅行でやったきり、という。

ブランクがあいてしまったモノの「また雪の上を滑りたいな~」っていう、ソノ気持ちに応えたい 

…とはいえ、最初はウチの父ちゃんに借りたステップイン・バインディング(ストラップで固定する一般的なバインディングではなく、ブーツの底の金具を引っ掛けてワンタッチで装着するタイプのバインディング)にブーツを装着するだけで一苦労… 果たして「スノーボード楽しかった」って帰ってもらえるのか…

年末年始は白馬で過ごすから一緒に滑ろう、と連絡をもらっていたスノーボーダーのイッサ(井指康宏)くんがナイスタイミングで登場

彼は元インストラクターで、今は静岡で農業を営みながら、いい波、いい雪を求めて家族とともにキャンピングカーで渡り歩く生粋のヨコノリスト

 

友達の友達はみんな友達 こうしてドンドンと輪が広がっていくところも雪遊びの醍醐味かもしれないね

結局、イッサ先生にご教授願い、まさに手取り足取り、スノーボードのいろはを丁寧に教えてもらうことができました (良かった~、正直、私の感覚的な説明では伝わってるかどうかが不安で…

イッサ先生のキレッキレのバックサイドターン

初日はお天気も良くて最高の滑り出し
さすがに年末で人は多かったものの、一枚バーンが広い「IWATAKEスノーフィールド」、降ったばかりの新雪でエッジも効いて気持ちよかった 

しかしまあ、Kくんにとっては「試練」の一日。
スノーボードやサーフィン、スケートボードなどのヨコノリの動きって普段の日常生活では全く使わない筋肉を酷使するし、初めのうちは緊張していることもあって、体への負担はハンパないハズ…。だけどイッサくんの丁寧なアドバイスと、
「悔しい…」って言いながらも何度も何度もチャレンジしたKくんの頑張りの成果は必ず次に繋がるんだ

体をいっぱい動かしたあとのビールが美味しかったことは言うまでもありませんこの日の夜は、今やバックカントリーツアーの魅力にどっぷりとハマり、この日も父ちゃんが引率するツアーに参加してきたという旧友たちも交えて、「イッサワールド」全開のスノーボード談義に花が咲いておりました

この広い空の下、「雪山を滑る」という目的を持って白馬にやってきた同士たち。
そこには“初対面”とか“肩書き”とか、そういった壁は存在しなかった。それぞれに、各々の感じる雪と斜面と空気の感触 スキーもスノーボードも「一緒に滑る」と言っても結局一人一人が自分自身の足で立って、自分自身のギアのコントロールで滑る個人演技。個々の身体能力だって違うから、感じる感覚は十人十色。だけど、だからこそ、その感触を共有することができたときに生まれる人間関係って、直接心に響くんだと思う。

「カッコいい」滑りを見せつけられたあとの羨望は、スーパーヒーローが悪者をやっつけるところを見たあとの、子供のころの憧れの気持ちと似てるのかも

彼らのおかげでKくんのチャレンジ魂に火がついた

年末の喧噪にも負けず、カウントダウンやアフターパーティの夜遊び疲れにも負けず、
極度の筋肉痛や寝不足の体にムチ打って(ちょっと大げさか)連日ゲレンデに滑りに通った

「滑る」どころかボードの上に立つことすらおっかなびっくりな様子だったKくん。「くそ~!」という悔しさをバネに何度も立ち上がるうちに、だんだん行きたい方向と進む方向が合うようになってくる。


初めのうちは「楽しい」という、彼の顔に微塵の余裕も見られなかったけど連泊最終日、元旦のゲレンデに繰り出した彼の横顔には少しだけ芽生えた自信と、まだまだ滑りたいというもの足りなさが見られたほどの成長っぷりは、とっても嬉しかった

栂池高原スキー場、「鐘の鳴る丘」で幸せの鐘をならすKくん

唯一の心残りは…
最後の最後、一度も成功しなかったリフト降り場で「次こそは絶対コケない」と意気込むKくんを励ましていた私。
いざ降りる、っていう土壇場で、まさかの私がバランスを崩してKくんに寄りかかり、Kくんの初メイクをうっかり阻止してしまったこと…

またまた次回の目標として、ぜひチャレンジしにやって来てくださいね

リフトが止まる寸前まで滑り込んだKくん。春までにまた来るぞ~!と意気込みを込めて。

以下、KくんのFBより

「白馬最高‼スノボー最高でした。古瀬夫妻には最高のおもてなしをして頂き、また、白馬で出会った静岡のイッサ君、横浜のヘタっち、岐阜のぜんちゃんには山の魅力を存分に伝えて頂きました。
これからのライフスタイルに影響、また感銘を受ける話もして頂き本当に充実した日々でした☆
今年も、仕事も遊びも一生懸命‼

本当にみなさん、ありがとうございました。」

冬だけ限定雪遊び、最高です みなさんもぜひ