お子さんの発達に少しでも心配があるなら
うやむやにしないで。
「備えあれば憂いなし」だけど、それでもいろいろと大変かも…
と思うくらいの心の準備で行くくらいでちょうどよいかも。

 

 

発達面でちょっと気になるところのあるお子さんの親が

海外転勤になったら…さあ、どうする?

 

 

まずは、

「海外赴任」、「家族帯同」、「駐在」、「海外子育て」

といったキーワードや、

赴任先の国名、都市名、現地で通う可能性のある学校名…

などで検索してみたり、

 

また、会社内で赴任中の人のご家族を紹介してもらい

現地の情報を教えてもらったり、

インターネットの掲示板やSNSを活用したりしながら

具体的な情報をたくさん集めていく。

 

という感じでしょうか。

 

さらに、情報収集と並行して、

 

海外引っ越し業者の見積もり、荷物の仕分け。

住所の変更手続き

役所、税務署などへの届け出、

幼稚園や学校への転出の連絡…

 

たいていの場合、お父さんは先にひとりで赴任してしまいますから

これらの日本側でやるべきことはすべてお母さん担当です。

 

近くにたよれる親族がいればよいのですが、

そうでないとお母さんがワンオペでこなさなければなりません。

これだけでも十分たいへんなことですが、

 

あなたのお子さんがもし、

ちょっと育てにくいなという違和感を感じている子だったり、

発達障害かもと心配な子なら、

念には念を…で、日本にいる間に医療機関や行政の

支援や相談窓口に事情を伝えて相談しておいてくださいね。

 

発達障害と診断されるレベルではない、

グレーゾーンや特性の凸凹が激しいタイプのお子さんは

健診をすり抜けて「様子を見ましょう」と言われて
文字通り様子見をしているケースが多いですが、

 

環境の変化に適応するのが苦手な子がとても多いので、

過去のわが息子のように、海外生活がきっかけで自閉症の諸症状が表面化し

本人も親も苦しむことになってしまいかねません。

 

 

 

海外へ渡ってしまえば、簡単には帰国することもできないでしょうから、

やるべきことがいっぱいで大変だとしても、

 

出国前に

 

●発達や心理の検査を受けて、お子さんの特性を理解しておく

●いざというときに日本で相談できる場所を作っておく

 

といった準備をしておくことを、強くおすすめします。

 

 

備えあれば、憂いなし。

 

いや、十分に備えていても、予想を超える大変なことは、
たくさんあるかもしれません…。

でも、それぐらい大げさめに心がまえをしていくほうが

万が一大変な状態になったとしても覚悟をもってがんばれるかなと思います。

ご家族そろって乗り越えていけると思います。

 

 

 

 

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