ノートルダム大聖堂が再開へ、壊滅的な火災後の観光客の流入に備える
パリの有名なカトリック大聖堂、観光地が再開したら年間1500万人の観光客を迎える準備を整える
アシュリー・J・ディメラ フォックスニュース
2024年11月20日午前4時(東部標準時)公開
パリ — パリの大切なノートルダム大聖堂が壊滅的な火災から5年後にかつての栄光を取り戻したことで、世界はパリに注目している。
2017年に設立された非営利団体「ノートルダム・ド・パリ友の会」は、大聖堂の再建と修復のための国際的な募金活動を主導してきた。
「ノートルダム・ド・パリ友の会」のミシェル・ピコー会長は、フォックス・ニュース・デジタルとの独占インタビューで、大聖堂は火災前からすでに悲惨な状態にあったと語った。
火災から5年後、ノートルダム大聖堂に象徴的な鐘が設置
詳細は
「火災は私たちにとって恐ろしい出来事でした。突然、大聖堂の一部を修復するだけでなく、再建しなければならなくなったからです。つまり、私たちがしなければならなかったことの範囲がはるかに大きくなったのです。私たちは、かなりの再建に成功すると大いに期待していました」とピコー氏は語った。
ノートルダム・ド・パリ友の会会長ミシェル・ピコー氏は、大聖堂の修復には中世の道具が使われたとフォックス・ニュース・デジタルに語った。(アシュリー・J・ディメラ/フォックス・ニュース・デジタル)
2019年4月15日、火災により大聖堂の屋根と外装の一部が崩壊し、内部は破壊された。
「過去5年間の修復で、大聖堂の尖塔、屋根、尖塔を効果的に再建することが非常に重要だったと思います」とピコー氏は語った。
ノートルダム・ド・パリ友の会によると、塔の高さは226フィート、尖塔は315フィートに達する。
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ピコー氏は、中世に建造物を建設した際に使用されたのと同じ道具が修復に使用され、スプリンクラーシステムや安全対策などの現代的な調整が加えられ、事故が再発するのを防いだと述べた。
ノートルダム・ド・パリの友の会は、5万人を超えるアメリカ人の寄付者の支援を受けて、大聖堂のために約6000万ドルを集めた。(アシュリー・J・ディメラ/フォックス・ニュース・デジタル)
ノートルダム・ド・パリの友の会は、世界で最も崇拝されている聖地の1つのために約6000万ドルを集めた。
「米国には約5万人の寄付者がおり、米国と米国民はフランス国民にとってノートルダムの最良の友であると言えるでしょう」とピコー氏は語った。
ノートルダム・ド・パリの友の会のサイトによると、火災前は毎年1200万人以上が大聖堂を訪れていた。
ノートルダム大聖堂は、12月の第1週に初ミサで信者と観光客に再び門戸を開く。
ノートルダム・ド・パリの友の会によると、大聖堂の高さは226フィート、尖塔の高さは315フィートに達する。(アシュリー・J・ディメラ/フォックス・ニュース・デジタル)
「12月8日を選んだのは、聖母マリアの無原罪懐胎の祝日だからです」とピコー氏は語った。
「大聖堂はノートルダムに捧げられているので、聖母マリアにとってとても重要なことです。そして、来月からは一般公開されるこの大聖堂を再び見ることは、全世界にとってとても重要な節目だと思います」と同氏は付け加えた。
ノートルダム大聖堂: 修復プロジェクトのタイムライン
「パリの聖母」として知られる高さ6フィートの中世の聖母マリアと聖子像は火災を生き延び、金曜日に大聖堂に戻ったとAP通信が報じた。
金曜日、2019年の火災を生き延びた「パリの聖母」像がノートルダム大聖堂に戻ってきた。(AP Photo/Christophe Ena)
この大聖堂は12世紀に建てられたもので、全長420フィート、幅157フィートに及ぶ。
屋根、尖塔、内部は修復されたが、まだ作業が残っているとピコー氏は語った。
ノートルダム大聖堂は12月8日に一般公開される。(アシュリー・J・ディメラ/フォックス・ニュース・デジタル)
「大聖堂の外装の下部はまだ修復する必要があるため、大聖堂の完全修復に向けて新たなキャンペーンを開始する。今後4年間、このための資金調達キャンペーンを継続する。」
大聖堂のウェブサイトによると、再開時には年間推定1500万人の訪問者が時間指定の予約枠を予約すると見込まれている。