FB相田公弘氏投稿 人生でいちばんいい時 | imaga114のブログ

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※私のコメント
 
FB 相田公弘氏の投稿は多岐にわたっている。
今回の投稿も「こころのチキンスープ」からである。
知っている人も知らない人もいるが、人々が忘れかけた大事なところが琴線にふれる。
日本人でさえ忘れかけている。
何度でも読んでみると暖かい心を思い出すだろう。
 
 
 
wiki;こころのチキンスープ(Chicken Soup for the Soul)は、アメリカ合衆国の会社及び同社が出版した本のシリーズである。1993年、ジャック・キャンフィールド(英語版)とマーク・ビクター ハンセン(英語版)が最初のこころのチキンスープ本を出版した。普通の人間の生き方を描き、読者の心を温める物語である。
 
 
wiki;相田 みつを(あいだ みつを、本名:相田 光男、雅号:貪不安(ドンフアン)、1924年(大正13年)5月20日 - 1991年(平成3年)12月17日)は、日本の詩人、書家。平易な詩を独特の書体で書いた作品で知られる。書の詩人、いのちの詩人とも称される。栃木県足利市出身。
 
 
 

2024/5/5 1:36

 

 

「人生でいちばんいい時」

 あと二日で6月15日、私はいよいよ30歳になる。

もう30代になるのかと思うと、私は憂鬱だった。

幸せだった時代は、もう終わってしまったのかもしれない。

 私は毎日、スポーツジムでひと汗流してから会社に行く。

そのジムで、毎朝ニコラスに会う。

 ニコラスは79歳だが、鍛えた見事な体をしている。

その朝、いつもどおり「おはよう」と声をかけたのだが、彼は私がふだんのように元気でないのに気づいた。

「具合でも悪いのかい?」

 私は30歳代にさしかかって不安だと打ちあけた。

私が彼くらいの年になったら、人生をどうふりかえるのだろうか。

「ニコラス、人生でいちばんいい時っていつだった?」

 彼は即座に答えた。

「ジョー、きみの哲学的な質問に対して哲学的に答えよう」

「オーストリアで何ひとつ不自由のない子ども時代を送り、両親に守られていた。

あのころが人生でいちばんいい時だった。

 学校にあがり、今の自分を作った知識を学び始めた。

あのころが人生でいちばんいい時だった。

 社会に出て就職し、一生懸命働いてお金をもらった。

あのころが人生でいちばんいい時だった。

 いまの妻と出会い、恋に落ちた。

あのころが人生でいちばんいい時だった。

 第二次世界大戦になり、私は生き延びるため妻とオーストリアから逃げた。

北アメリカ行きの船の甲板で妻と無事を喜んだ。

あのときが人生でいちばんいい時だった。

 カナダに行き、二人で新しい生活を始めた。

あのころが人生でいちばんいい時だった。

 父親になり、子どもたちが成長するのを見守った。

あのころが人生でいちばんいい時だった。

 そしていま、ジョー、私は79歳だが、病気もせず、元気で、結婚したころと同じように妻を愛している。

いま、この時が人生でいちばんいい時さ」

                            byジョー・ケンプ

                           こころのチキンスープより☆

 

 

☆「足るを知る」と言いますが、今この時を精一杯生きてなく不平を言ってる人はいつまでたっても心が満ち足りることはないのでしょうね

”幸せはいつも自分の心が決める”