FB野村慶太郎氏投稿2つ 犯人は、紅麹カビの発酵に混入した毒性カビ?大谷選手と「キャンセル文化」 | imaga114のブログ

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犯人は、紅麹カビの発酵に混入した毒性カビじゃないの?

今度は一昨日書いた「キャンセル文化」が紅麹と小林製薬に発動だ。

紀元前から世界中で食されている「紅麹」。人畜無害のカビの一種、麹菌の一種だが、その名がついたサプリメントで腎不全になり死亡者が出てる問題。

最初っから小林製薬は原因は紅麹じゃなくて、一緒に配合されてる他の成分で、その同定中だと何度も言っているのに、報道各社は「紅麹が原料のサプリで死者が!」とやり始めた。相変わらずタチが悪い。

原因はおそらく製造工程で何らかの理由で別の毒性があるカビ菌が繁殖したんだとワシは思う。自家製ヨーグルトも乳酸菌だけで発酵なら良いが、悪玉菌が混ざると発酵は毒性醗酵や腐敗となって有害になる。

小林製薬は最近ずっと紅麹推しで色んな商品に紅麹を配合していた。
紅麹自体にはそんなに彼らが言うほどの大した益はないが、毒性もない。

だから色んな商品に使っていたし、問題も起きていなかったワケだが、最近なんらかの理由で発酵培養過程で毒性菌が混入して一緒に共培養されたんじゃないかと思う。腎臓がやられるのはカビ毒やキノコ毒の典型的な症状だ。

とにかく紅麹には必要十分な食歴もあるし、世界中で散々何世紀も食されてきた。いろんな食品に色んな用途で添加されている。
言ってみればドリンクやスナックや酸化防止剤としても使われるビタミンCや鉄分みたいな存在だ。

それをマスコミよ、おまえら、ビタミンCや鉄分と一緒に混入した他の毒成分が問題起こしてるのがほぼ確かなのに、ビタミンCや鉄分が配合されてる商品全部「キャンセル」すべきかのような報道を繰り返している。

そして、それを見ていたメーカー各社が紅麹原料のサプリや、他のサプリまで回収、販売中止し始めた。はい。これもいつものパターン。第2ステージ。

なんの問題も起こしてない他のメーカーまで、ビビって一斉に販売自粛。忘れた頃にしれっと再販開始するくせに、まずは「お客様のご不安を取り除くために」素早く自粛。実に愚かな「ご不安マーケティング」である。

それを見ていた誰よりもエラい「お客様」。

「科学とか難しいことは分からないけど、不安〜!」「安心安全が命より大事なの〜!どうしたらいいの〜?!」「分かるように説明しなさいよ〜!」てな感じでネットは紅麹がヤバイだの、昔から一部の人は危ないの知ってた、だの、笑えるレベルで頭の悪いゴミ投稿で溢れる。「小林製薬製薬は謝罪しろ」「社長は辞めろ」と騒ぎ始める。
はい、第3ステージクリア。

そしてトドメが科学オンチの自民党の「政府発表」だ。

「全てのサプリを総点検します!」

もうここまでくればカンペキな「社会問題化」の完成である。
なんで全てのサプリ?
総点検すべきはおまえら政治家の頭の中である。

そして小林製薬は株主総会で株主という名の事業のど素人に好き放題言われる。
「経営陣は総退陣せよ!」「第三者委員会を入れて真相究明だ!」「株価暴落したので誰かよその会社に引き取って貰え!」

はい。最終ステージクリア!
小林製薬と紅麹を永久に葬り去る準備は万端である。

ここから先は、今度は「そもそも論」ステージへと移行する。

「そもそもサプリメントなんか不要だ」「そもそも効果を求めるなら医薬品しかない」。

医者という名の売名行為野郎達がこう言い始める頃には、日本有数のアイデア開発企業の小林製薬の株価は暴落し、優秀な経営陣はクビになって凡庸な経営者と外部から来た事業の素人達に会社は本当にボロボロにされ、最後は中国資本に買われて終わり。

小林製薬に明らかに非はある。
毒性菌の混入発酵を防止できなかったんだから、メーカーとしてのダメさはそこにある。

もちろん何より亡くなった被害者は気の毒だ。
でも、いまは被害者の為にも1日も早い原因究明と再発防止だ。
社長もメソメソ泣いてる場合ではない。

その為には、いま企業の人を入れ替えてはダメだ。第三者などもってのほかだ。現場の問題が一番分かるのは現場なのだから、真相解明は彼らがやるべきだ。
事業が分かる人間がちゃんと原因解明までして、被害者に賠償して、その後は薬屋として更に多くの人を救える創薬に専念すべきだ。

やるべき事はそういう事なのに、この国は消費者から政府まで、一体何をやってるのだろう?

国を挙げて無益で見当違いの騒ぎを起こしてる流れは、コロナ狂騒と一緒じゃね?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ダイヤオレンジダイヤオレンジダイヤオレンジダイヤオレンジダイヤオレンジダイヤグリーンダイヤグリーンダイヤグリーンダイヤグリーンダイヤグリーン
 
 
 

 

 

 

 

2024/3/26 23:50

 

大谷選手と「キャンセル文化」
トランプ前大統領が演説で「キャンセル・カルチャー」という言葉を使ってからポピュラーになったが、最近よく聞く言葉だ。
簡単に言えば、

「いい時は持ち上げるだけ上げといて、いざ何か問題が起きた途端に奈落の底まで落とし、徹底的に叩き潰して存在したことすら無かったことにする風潮」を指す。

「存在」そのものをキャンセルしてしまう風潮は、かつて欧米メディアの専売特許だったが、最近じゃ日本もコレになってきた。しかもネット社会になってマスコミだけじゃなく、国民の思考回路までそれに染まってきた。

「キャンセル文化」の標的は、古くは田中角栄や石原慎太郎がそうだったと思う。ちょっと前なら日産のカルロス・ゴーン元社長、最近ならジャニーズ事務所、そして今、まさにキャンセルプロモーションが始まるかどうか瀬戸際なのが大谷翔平選手だ。

田中角栄なくして今の日本のインフラ整備はないし、ゴーンなくして日産は倒産していたし、ジャニーズ無くして日本のエンタメ文化はここまで育っていない。なのにその功績は全く語られず、今やただの犯罪者扱いで全否定である。
実に軽薄だし、何よりもったいない。

この浅はかな風潮が問題なのは、その人や企業が築き上げた過去の功績まで全否定してしまって、跡には何も残らない点である。しかも叩きまくってる方は正義だと思っているからタチが悪い。
そして、もはやペンペン草も生えないぐらい叩き潰した跡地は不毛の大地だ。
そこにはびこるのは屁の役にも立たない、弁だけが立つ「小者」ばかりである。
田中角栄と、立憲民主党のアゲアシ取りプリンスの安住ナンタラではまるで大人と子供だが、今は安住ナンタラ型政治家の方が主流だ。実にくだらん。

庶民は誤解するのだが、時代を変えるような天才というのは必ずしも清廉潔白な正義のヒーローではないし、善人でもない。どちらかというと強烈な個性と天才的な能力で時代を変革していく悪役タイプが多い。織田信長とか、今の時代じゃ悪人だろう。

でも、幼稚園や小学校の道徳の時間じゃあるまいし、実社会ではそんなにホワイトな「正義の味方ちゃん」じゃ世の中は動かせない。

そもそも「正義」の理念自体が、甚だ怪しい。
ワシは世の中には絶対正義などないと思っている方なので、絶対神など全く信じない人間だが、それは歴史を見れば正義なんてものは常に相対的なものだと思うからだ。

例えば広島に原爆落としたアメリカは今でも多くの米国人がそれが正義だと信じて疑わないが、広島人から見ればウクライナでロシアがやってることやイスラエルやハマスがやってることが可愛く思えるレベルの未曾有の大量虐殺である。

襲う方の「空爆」は、襲われる方には「空襲」であるように、正義など立場が変われば180度変わるものだ。

絶対正義を信じる欧米の文化は、砂漠のような厳しい自然環境下で生まれた、絶対神を掲げるキリスト教文化と無関係ではないだろう。
豊かで温暖な自然の下で生まれた八百万の神を信じる神道や、ガンジス川の砂粒の数ほど多種多様な仏がいると説いた仏教とは根本的に思考回路が違う。

だからこそ日本は性に関しても多様性に富んだ価値観をもともと持っていたし、人の失敗に対して比較的鷹揚だったと思う。
一の悪事を持って他の功績まで全てを否定することはなく、功績は功績として評価して残す大人の賢さと、懐の深さが日本にはあった。
それが小さな島国の歴史や文化が世界からリスペクトされる事にも通じてきたと思う。

なのに今は欧米がノーだというものは全部ダメで、イエスというものは無条件に正しいと信じる単細胞脳になってきた。
しかもそれを「グローバルスタンダード」だとか呼んで信じて疑わないし、海外メディアがなんと評価しているかをやたらと気にするようになった。

グローバルスタンダードなんて、所詮実態はただのG7諸国間の流行思想、いや、もしかすると単なるアメリカの流行思想や流行価値観に過ぎないのに。

そしてそんな近頃の日本人が必死でマネしてる現代日本の価値観には全く興味を示さず、日本が国際化する明治時代以前の文化や歴史、風俗ばかりを美しいと持て囃しているのが他ならぬ欧米人観光客という点も、また皮肉な現実である。

だからあえて言いたい。
キャンセル文化などクソ喰らえである。

キャンセル文化は、正義ヅラした単なる国民総リンチ文化なので、もう国民的英雄や偉人を生まなくなる。
英雄や偉人の不在は、若者の夢や向上心を奪う。
その結果、国家がお利口ちゃんの小者だらけになって衰弱する。

不世出の天才である大谷をバカマスコミと一緒になってキャンセルするのか、それとも国民が過度な欧米価値観偏重に気がついて、日本独自の価値観を取り戻すきっかけにするのか。
大谷翔平を、今回のことをきっかけに更に本物の英雄に育てていける日本であって欲しい。

それこそが美しいニッポンを取り戻す近道だと思う。