FB Tomoko Hoevenさん投稿 医者 | imaga114のブログ

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理不尽な世界に疑問
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「井の中の蛙」から「目から鱗」

なぜ日本人なのか?
本物の日本人とは何なのか?
興味深い内容と雑学から学ぶことは?
ただの主婦だけど、
ただの主婦からのメッセージ
受けとる人は誰?

 
 
 
 

 

 

 

徳川時代には、農家の息子が病弱で、農業に耐えられない時は、医者になったそうです。
 
『病身にてよんどころなく、医師に相成りたく候』と役所に届け出れば、後は頭を剃るだけで医者になれたのだそうです。
 
農家の息子だけでなく、医者になるのは、実に簡単で、幕末の極貧の志士、梅田雲濱(うんぴん)も、切羽詰まって、突如、医者になったと言います。
 
そうやって、明治の御代には、医師の『仁術』が『算術』となりました。
 
また、インドでは、医者は、高利貸しや遊女、武器を売る商人と同様の『唾棄すべき』商売と見られていたのだそうです。
 
ヨーロッパにおいても、医者は『奴隷』の仕事でした。
 
医者の社会的地位が向上したのは、18世紀に、アダム・スミスが登場してからだったそうです。
 
中国でも、李王朝の時代には、王やその親族の治療が失敗したら、医者は、流刑や死刑になったと言います。
 
- 三浦綾子氏の著書より-
 
今日では、医者と言うと『万能』であり、自分の身体や命を預けられるほどの『人徳』や『知識』や『技術』を持っていると思い込み、医者の言うことを何でも『信じて従う』人が多いのは、そもそも『高収入=優れている』と言う『誤解』があるからかもしれませんね。