明日 ポンペオ、ハワイで中国外交トップの楊潔チと秘密会談・・本当にあるのか? | imaga114のブログ

imaga114のブログ

理不尽な世界に疑問
ネットの普及から
「井の中の蛙」から「目から鱗」

なぜ日本人なのか?
本物の日本人とは何なのか?
興味深い内容と雑学から学ぶことは?
ただの主婦だけど、
ただの主婦からのメッセージ
受けとる人は誰?

 

宮崎正弘氏の情報です

2日分転載

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◇◆☆◇◆◇☆◆◇◆☆◇◆◇☆◇◆◇ 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)6月15日(月曜日)弐
       通巻第6537号       
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 EU27ヶ国のテレビ会議。「米中関係の悪化でEUは米国に同調しない」
  ポンペオ、ハワイで中国外交トップの楊潔チと秘密会談か
****************************************

 2005年にメルケルがドイツ首相に就任したときの独中貿易は691億ドルだった。
 2019年に独中貿易は飛躍的に2327億ドルに達していた。ドイツは中国重視の外交を継続し、トランプの対中強硬路線とは明確に距離を置いた。

 とはいえメルケルは人道、人権を尊重する民主主義の価値を放棄しているわけではなく、中国の首脳を会うごとに、リップサービス程度だが、人権重視、政治改革の必要性を強調してきた。
2007年にはダライラマと会見し、北京を慌てさせたこともあった。

 EUの外交責任者ジョセフ・ボレルは6月14日、EU27ヶ国と米国務長官のポンペオとのテレビ会議を前にして、「米中関係の悪化でEUは米国に同調しない」と発言した。

 中国はEUと米国の関係に亀裂を入れるという「外交努力」を続けており、習近平は年初来、四回の電話会談とメルケルとの間におこない、またフランスのマクロン大統領との電話会談は五階に及ぶ。異様な接近である。

 トランプ政権はコロナ災禍による中国の責任を追及し、民間では賠償裁判が展開されているうえ、米国連邦議会では中国制裁論がつぎつぎと、しかも満場一致で可決されているが、EUはこうした米国の動きを「強硬すぎる」として距離を置く姿勢を堅持してきた。

 このためか、どうか。サウスチャイナモーニングポストなどは近くハワイで、ポンペオ長官は中国外交トップの楊潔チと秘密会談を行う予定があると報じている。 

 

 

**************************************************************************

 

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 ◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◆◇◆☆◇◇◆☆◇◆◇☆◆◇◆☆◇◆◇☆◇◆◇ 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)6月16日(火曜日)
       通巻第6538号       
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 この話は本当か? 米中外交トップがハワイで秘密会談
  明日、ポンペオと楊潔チ(国務委員、政治局員)がホノルルへ?
****************************************

 14日から華字紙が報じていたが、『サウスチャイナ・モーニングポスト』がトップ記事扱い(6月16日、電子版)。
 6月17日にハワイでポンペオ国務長官と、中国外交のトップである楊潔チ(国務委員、政治局員)が膝を交えて面談するためにホノルルへ飛ぶ、という。

米中関係は歴史上かってなかった緊張関係にあり、この状態が続くことは両国にこのましいものではない。解決の糸口を会談を通じて模索できるのではないかと観測筋は分析している。

中国外交部のスポークスマンは、「外交チャンネルを通じてお互いのコミュニケーションは密に行っている」としながらも、会談に関してもコメントがなかった。
王毅外相も「お互いに連絡は取っている」としたが、外交首脳同士の会談の実現性には一言も触れなかった。

 北京でコロナウィルス第二次感染が発生し、しかも「新しいコロナ」によるもので、北京は再び封鎖の危機にあり、同時にサバクトビバッタが、湖南省と東北地方の穀倉地帯に出現し、農作物を食い荒らし始めた情報がある。

 中国政府の農業担当部署は、二月からサバクトビバッタのアフリカからパキスタンへ飛んだ事情に注目し、数回も対策会議を開催して予防措置を取ってきた。
ところが、襲来ルートと予想された新彊ウイグル自治区、雲南省を越えて、もっともアフリカから遠い旧満州地方に出現したことに驚きの色を隠せない。