中国のネチズン、いまや9億人を突破 | imaga114のブログ

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宮崎正弘氏の情報です

*ネチズン:ネットワークを自分のコミュニティとして積極的に関わって行く人

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「宮崎正弘の国際情勢解題」 
令和2年(2020)4月29日(水曜日)弐
        通巻第6475号 
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 闘鶏場のような喧噪から、突然、静謐な文字通信が主流となって
  中国のネチズン、いまや9億人を突破。SNSの急伸
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 中国のインターネット情報センター(CINIC)の統計速報によれば、2020年3月までのSNS状況で、中国のネチズンが9億400万人、このうちインターネットのユーザーは64・5%にのぼるという。2018年の統計では、中国のネチズンは7億5080万人だった。

 『サウスチャイナ・モーニングポスト』(2020年4月28日)が報じるところでは、とくに農村部での普及が顕著となり、同時点での農村部におけるネチズンが2億5500万人。出稼ぎ労働者が故郷と携帯電話で交信している。かれらのスマホはファーウェイではなく、廉価のOPPOか小米(シャオメイ)である。

 ただし中国ではツィター、フェイスブック、グーグルが禁止されており、チャットのウィボは四六時監視されている。共産党を批判したり、習近平の悪口を書いたりすれば、すぐに削除され、追求される。
上海で習近平のポスターに墨をかけた女傑はすぐに割り出されて拘束され、最近のネット情報に拠れば彼女は廃人同様という。

 ならば中国のネチズンは、外国の報道ともアクセスがなくて、いかなるニュースを読んでいるのかと言えば、人民日報、新華社など、いずれも無料配信。洗脳された情報しか与えられていない。

 香港は通信ビジネスの先駆的役割を担い、80年代初頭には自動車電話が普及していた。それほど電話の先進国だった。

携帯電話にまっさきに飛びついたのは香港市民で、このときは音声だけだから、バスの中は闘鶏場のような喧噪。街中で喋る。どなる。しかも大声だから、大変な騒ぎだったが、それが消えた。
 文字通信が主流となり、電車の中は静かになった。これだけは日本化したのだ。