皆さんご存知だったでしょうか
犬のしつけに主従関係が必要だと
言われたのは
犬の祖先であるオオカミに
リーダーがいたという説があったからです
でもその観察したオオカミは
囲いの中のオオカミで
しかも家族ではなかったという事実
本当の自然の中の野生の
オオカミは仲睦まじい家族で
一匹の強いリーダーがいたのではなく
そこにはあるのは家族としての
役割があったのです
狩りをするのはお父さん
住処を決めるのはお母さんとか…
オオカミ好きの集まりの中では
それは当たり前のお話だそうです
オオカミの群れが仲良しの家族なのは
犬のしつけにだけ残ってるんですよね
間違った説を警察官が警察犬の
訓練マニュアルにしたところが
家庭犬のしつけになったようです
だから、とても厳しいですよね
もうオオカミからも進化しているのだから
“犬のしつけ”ではなく
本当の意味で犬が幸せになる
“犬との付き合い方”が
広がってほしいなと思ってます
犬にとっての幸せとは…
犬が幸せになれるのは
命令でもしつけでもなく
犬が犬らしく生きれるよう
犬という種を尊重して
やりたい事をさせること
やりたくない事は避けてあげること
だと私は思います
メンタルドッグコーチ
久池井理佳