ハーロウのアカゲザルの実験という実験がある
アカゲザルの赤ちゃんを親元から離して
針金できているがミルクは飲める人形と
ミルクは出ないが柔らかい布製でできた人形を用意して
どちらの人形を好むかという実験だ
アカゲザルは布でできた人形によりそい
ミルクを飲む時だけ針金の人形へいった
つまり母親に求められるのは
「温もり」や「柔らかさ」
こんな実験もしたそうだ
針金の人形とアカゲザルがいる時に
天敵であるへびのおもちゃを入れた
するとアカゲザルはどうしたのか
針金の人形のところには行かずに
部屋の隅で怯えていたそう
では、布製の人形と一緒の時に同じことが起こったら?
サルは布製の人形に飛びついて
人形を自分の安全の基地としたのだ
それだけでなく、しばらくしたら
おもちゃのへびに興味をもって触っていたという
つまり同じこと(恐怖)が起こっても
安全の基地のないサルは怯えていたのに対して
安全の基地があるサルは好奇心や興味を抱いたのだ
今だったら絶対できない実験ですが(・_・;)
信頼できる基地があれば恐怖心は好奇心へ変わる
犬のしつけという名のもとに
恐怖や苦痛を与える飼い主を
信頼できる基地と思えるだろうか(いや、思えない)
赤ちゃんの頃が大切であるなら
まずは犬を迎える時に
ペットショップから迎えるのか
ブリーダーから迎えるのかでも環境が違うだろう
(ブリーダーの優良かそうでないかはあります)
ましてやペットショップで買う時に
「2週間は箱に入れたままで触らないように」と
言うところもあるそうだ
そんなことを信じてしまったら…
犬の社会化というのはこの時期に恐怖を好奇心に
変えるそんな時期なのかなあと思った
その前に
飼い主は犬にとっての信頼の基地でなくては!
メンタルドッグコーチ
🐾いまここDOG
