今日は午後から菜々ちゃんに会って来ました。
菜々の今後の医療計画を相談してきました。
一番の不安はフィラリア薬(駆虫薬)を飲ませる時です。
以前、預かっていたビーグル犬が重いフィラリア症で
獣医とも相談しながら数日前から少しずつステロイドを増やして駆虫薬を投薬しました。
その日の夜、呼吸困難の症状が起き、車を走らせた経験があり、その時は運良く落ち着いてくれましたが、もしかするとそのまま亡くなる可能性もあるほど、フィラリア症は恐ろしい病気です。
今でもその時のことが頭から離れません。
ただ、獣医にも言われましたが
1日でも早く駆虫薬を飲ませた方がいいとのこと。
その理由は、フィラリアのメスは1日に何千というミクロフィラリアを生み出します。
ミクロフィラリアが血液中に大量にいると、死滅した虫体(毒を出す)で犬がショック状態になります。
そして成虫は暴れるため、肺動脈に詰まったり、迷入することがあり、とても危険です。
今は元気に暮らしていても、月に一度の駆虫薬の日に
死と向き合う(大袈裟ではなく)ことになります。
菜々ちゃんの場合、かなり進行しています。
心臓や肝臓、腎臓なども負担がかかっています。
そんな話の中で、千エ乙ママさんが『私が診ましょうか』と!!
元敏腕看護師の千エ乙ママさんが菜々のそばについていてくれたら、こんなに心強い事はありません!!
そして、来月2日、第一回目の投薬日として
菜々ちゃんを3日間、見ていただくことになりました。
その日は緊急時に備えて、ずっと付き添うことになります。
何事もなく、その日が過ぎることを、心から祈ることしかできません。
月に一度、5月から12月までお薬を一つ、飲ますだけで防げる病気です。
何の予防もしなければ、産まれて三年後には、90%以上の犬が感染します。
犬が病気を作っているのではありません。
これは、人が病気を作っています。
何百回、この話をさせていただいているのでしょう。
菜々ちゃんの身体がこの試練に耐えられますように。。
また、ご報告をさせていただきます。
菜々ちゃんへ
温かい応援を今後ともよろしくお願いします。