2014年.、7月
今からちょうど4年前に、私が出会った中でも一番ビビリの子犬(この時、生後4〜5ヶ月)
それがエルでした。
センターから引き出した時に、恐怖から脱糞してしまうほど人が怖くて仕方ない
これほど怖がるのは、もしかしたら腕の骨折と関係しているのかもしれない
すぐに連れてこれたなら、、、
でも仕方ありません。
私は、エルが少しでも安心できるようにリビングから離れた部屋にクレートを置いて様子を見ていたんです。
すると千代ちゃんが、そのクレートのそばにずっといるんです。
遊びに誘うことをするわけででもなく、、
ただじっと、クレートのそばで伏せをして寝ているんです。
エルは3日ほどクレートから出てきませんでした。
トイレやご飯は、私が居なくなってから、そっと出てきてました。
4日目、自分のいる部屋から出てリビングの様子を見にくるエルがいました。
いつもこうして待つことをしてあげると
必ず動物達は心を開いてくれるんですよね。。
そして、そんなエルのそばには
いつも優しく見守る千代ちゃんのは姿がありました。
千代ちゃんがいてくれたから、エルは3〜4日でクレートから出てこれたと思っています。
母親のような感情なのかな、、、そう感じていました。
その後、殻を破って、どんどん可愛くなっていくエルくん
このお馬さんのような美しさ
でもビビリは相変わらず
散歩には絶対行かない!!というエルくん
いいよいいよ、、
無理しないで頑張ろう
そして、そんなエルのそばにいつもいる千代姫
千代ちゃんがいてくれて本当に良かった
心からそう思っていた私。。
でも、これにはもっと深い理由が隠されていたことを、この時はまだ知る由もありませんでした。
つづく