前回記事↓からの続きです。
自宅には妻の母親(エホバの証人)も同居していました。
そんな中、ある年の年始に神社で厄除けの参拝に行ったことをこっそりと私の母親に連絡したそうです。
私の母親から連絡が入り
「あなたはサタンを崇拝してるのっ!?どっちなのっ!悪霊のものはすぐに捨てなさいっ!」
と電話口で怒鳴ってきました。
私としては別に反抗するつもりもなく、かといってやめるつもりもなく、普通に生活するので気にしないで、と言いましたが、エホバ以外の神はすべてサタンが提供しているものだ、と盲信している彼女には通用するはずがありません。
数日経つと、バプテスマ受けるまで研究司会(教育するためのプライベート授業みたいなもの)をしてたベテル長老夫婦がうちに訪ねてきたらしいですが、私はたまたま外出してたらしく義母から吐き捨てるように報告されました。
もうこれではまともな生活を送ることができない、と夫婦で結論し、当時まだ断絶という知識もなかったですが、書面に
- 「私たち夫婦はもうエホバの証人と関わることは一切しません。」
- 「あなた方が信奉する教えは一切学びませんし、訪問や研究は一切不要です。」
- 「あなた方が勝手に収集し保管している我々の個人情報は必ず破棄してください。」
- 「個人情報を破棄したらその旨の報告をください。」
といった内容(確かこんな感じでした 笑)を書いて、義母へ長老へ渡すようにお願いしました。
あとになって、これが断絶届に相当するものか、と知りました 笑
それから1週間くらいが経過したときに、珍しく兄から電話があったので出てみると
「今度の集会で正式にお前が排斥になる発表あるから、これが最後の電話だ」
ということでした。
親や兄たちの会衆と私の地域(義母が通っている会衆)とは別なので、なんで兄が知ってるんだろう?と思いつつも、当時兄は長老だったのと母親つながりもあって情報がダダ漏れだったんでしょう...
「あ、そう、わかった」
と冷静に返答するも、なぜか煽るように
「お前はもう滅びる側の人間だからな!悔い改めるならいまのうちだぞ」
的なことを言ってきました。
感情的になってるので、エホバの証人の実態などを言っても火に油注ぐだけだと思い
「はぁ...わかった、じゃぁ何かあったらまた連絡するね」
と普通に終わろうとすると、また
「だからそういう連絡ももうできないんだぞっ!」
と。
もうこの状態だと会話できないや、と思い
「わかった、わかった、じゃな」
と言ってやっと電話を切ることができた。
ふと、???あれ?あの書面はどうなったんだ?ということで義母へ確認すると、長老へ渡したとのこと。
どうやらそれよりも邪悪なサタンへ信奉したという彼らの教理による罪で私ら夫婦を排斥扱いにしたのでしょう(推測)。
結局、エホバの証人からは個人情報削除の返答を今ももらえずですが、もうこれ以上あの組織と関わるのも心底嫌だったので追求するのはやめました。
とにかく恐れているのは、万が一あの組織が某宗教団体のように犯罪を犯したり、悪い意味で社会的に話題となり調査され、成員リストの中に我々が間違って残って余計なことに巻き込まれたくないという一心です。
妻とも排斥については「いいんじゃない?これで自由なんだし」とお酒飲みながら談笑しました。
逆に義母から復帰の打診や、サタンの影響云々という話を何度もしてくるので、その度に2人で
「排斥された人とは会話しちゃいけないんじゃないの?」
と諭すくらいでした 笑
またこんな会話で研究にカウントされても困ります。
※エホバの証人は信者でない人と討議ができると「研究」という扱いで毎月研究した回数、また奉仕活動した時間を報告する取り決めがあります。
ときどき義母あてに近隣の姉妹とかが、わざと私たちがいないときを狙って家にきて慰めを与えてたみたいだし、長老による牧羊訪問、終いには別居するように唆してたこともすべて知ってますよ。
また、たまたま姉妹や長老たちの訪問の際に我々がインターホンや玄関ドアで出たりすると、瞬間顔面硬直し何も言わずに去っていくのは何回も経験しました。あとで義母に直接電話があり、わたしたちがいたから挨拶できなかった的なことを喋ってたそうです。
気分悪いですが、金輪際関わりたくもないのであえてツッコミもしないようにしました。
ところが私ら夫婦が仕事などで家にいないときに、うちの自宅で勝手に朝から奉仕の集まり(当時は奉仕に行く前に、誰かの家で集まって区域の確認や奉仕司会者による奉仕の指導みたいなものをする集まり)などをしていることがわかりました。
本当に身勝手で非常識、ご都合主義な団体ですよねエホバの証人は。
これで近所で変な噂でもされたら嫌だったので、うちで崇拝行為またそれに関係する集まりなどは一切やらないでくれ、というルールを決めました。
「サタンの迫害よ!」とか言ってるんでしょうね。
そんなことがありながらも基本JWのことは気にしないようにして平和に過ごしていたわけですが、
父親が知らぬ間に要職をやめて自営業になり、失敗し膨大な借金を抱えてしまうことなるのでした。
長くなったので次へ続きます。