娘(高校1年生)は、中学生の頃、

よく学校の先生の悪口……いや、先生への愚痴を私にこぼしていました。

「授業が下手」

「気分で叱る」

「大きな声を出して威嚇してくる」

「言っていることが矛盾している」

「生徒のことを信頼していない」

などなど。

母親の私としては、

私自身も中学生の頃を思い出してみると、

確かに「なんでこの先生の授業はこんなに分かりにくいんだろう」と思ったことはありました。

ところが。

娘が高校生になって、先生の悪口を、ほとんど言わなくなったのです。

娘に高校の授業について聞いてみると、

「高校の先生って、ほとんどみんな授業うまいよ」

とのこと。

さらに、

「分かりやすいし、ちゃんと生徒を信頼してくれている」

と言います。

中学生の頃との落差がすごい(笑)。

もちろん、数学の先生だけは「ちょっと分かりにくい」とのことで、

そこは塾などで補強しているそうです。

それでも、ほとんどの先生の授業を「分かりやすい」と感じているようです。

これは親として、本当にありがたい。

学校の授業が分かるのであれば、塾などで必死に補わなくてもいい。

その分、お金も時間も節約できます。

何より、娘が学校で気持ちよく勉強できていることがうれしい。

でも、ここで私は一つ疑問に思いました。

公立高校

では、何が違うのでしょう。

私は、「生徒側が変わったこと」もかなり大きいのではないかと思っています。

娘の高校は、地域で偏差値2位で、まあまあ学習意欲の高い生徒が集まっています。

つまり、先生が授業をするときに、

「ここまで説明すれば、ここから先は自分で考えてくれる」

という前提で授業を進めやすいのではないでしょうか。

中学校では、生徒の学力や学習意欲にかなり幅があります。

同じ教室の中に、すぐ理解できる子もいれば、まだ基礎から説明が必要な子もいる。

先生にとっては、授業の進め方が難しい環境です。

一方、高校では、ある程度学力や学習習慣がそろった生徒が集まっています。

先生も「教えるべき内容」に集中しやすくなる。

生徒側も、授業を聞く姿勢ができている。

分からなければ自分で調べたり、先生に質問したりする。

そうなると、先生も一方的に「教え込む」のではなく、

より高度な内容をテンポよく説明できる。

結果として、生徒からすると、

「授業が分かりやすい」

となるのではないでしょうか。

先生と生徒の相性というより、

「先生と生徒のレベルがかみ合うこと」が大きいのではないか

と思っています。

生徒の理解度や学習姿勢と先生の授業スタイルがうまくかみ合えば、

「この先生、めちゃくちゃ分かりやすい!」

となる。

だから、「高校の先生になったから授業が上手になった」というより、

娘にとって、今の高校の学習環境が合っているのかもしれません。

そう考えると、中学時代に娘が感じていた

「授業が分かりにくい」という不満も、先生だけの問題ではなかったのかな、とも思います。

高校に入学してから、娘から先生への不満をほとんど聞かなくなりました。

それどころか、

「今日の授業、分かりやすかった」

「この先生、説明うまいよ」

なんて話を聞くようになりました。

これだけでかなり安心です。

あとは……数学の先生だけ、もう少し頑張っていただけると完璧なんですけどね(笑)。

 

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