心(意思)によって、人の痛みや病気が

治ってしまうということが

脳の研究によってわかったそうです。

かなり驚きました。驚き

 

桜井芳雄 著

まちがえる脳

 

 

この本は

毎日出版文化賞を受賞した書籍です。

 

脳の活動🟰心だということは

何となくわかりますが

精神的なものだけではなく、

パーキンソン病のような、

手術が必要な病気に対しても

手術をしたように思い込ませること

(偽の手術)によって「プラセボ効果」があって

痛みが軽減されることがわかったそうです。びっくり

 

ある病気の一方の集団には、

偽の手術をし、

もう一方には本当の手術をした場合に、

偽の手術をした人たちも

痛みが激的に緩和されたと言うのです。

 

偽の手術によって痛みが緩和された人々の

脳を調べると、

エンドルフィンなどの鎮痛物質が

脳内で出ていたそうです。

 

「プラセボ効果」つまり思い込みがもたらす

鎮痛作用は、

幻想ではなく、

実際の薬と同じメカニズムにより

物質的な変化を脳と身体に

引き起こしていたということが

わかったとのこと。

 

プラセボ効果はよく耳にしますが、

単なる思い込みであり

心の問題なのだと思っていました。

 

例えば、睡眠薬については

睡眠薬を飲んだという思い込みにより

安心して眠れるのだと思っていたのです。

 

でもそうではなく、

手術が必要な病気についても

偽手術を行うことで治るということには

驚きました。

 

心の問題ではなく、

脳から薬と同じような物質が出て、

身体まで変えてしまうだなんて・・・。

 

ある一定のことがされることで安心し、

脳内に物質が生じ、

痛みが緩和されるということです。

 

安心することや気持ちを強くすることは

身体にも変化を及ぼす重要なことなのですね。

 

娘(中3)は今受験直前で、不安になったり、

焦ったりと精神状態が不安定な時も

あるのですが、

安心すること、強い気持ちでいる事は、

脳や体にとって、とても重要であると

いうことがわかります。

 

私も今仕事のストレスによって

眠れないことが多いのですが、

安心することで、

脳や体が良い方向に向くということを、

肝に命じておかなければならないな・・・

と思った本でした。

 

著者は心理学者・神経科学者で医学博士の

京都大学名誉教授です。

脳の真の姿を最新の研究成果から解説した本で、

難解かと思いきや、

とても薄くて読みやすい本でした!ぜひ!