「神時間力」星渉著 を読みました。

 

 

この本は、「時間」の使い方について物語で伝えてくれる書籍です。

最後の思ってもみなかった展開でぐっと心を奪われ、

時間の貴重さについて考えさせられる本です。

 

娘(中1)にとって、役立つと思った章を紹介します。

 

「行動力を授ける「デイリー・メトリクス」」という章があります。

 

「デイリー・メトリクス」とは、時間の単位を変えるだけで

人の行動が変わる、行動レベルが上がるということだそうです。

 

つまり、あと5年と言われるより、残り260週とか残り1825日とか言われたほうが

残っている時間の量がより体感できる、ということです。

 

(引用)

実際、ミシガン大学などのチームが行った実験で、

参加者にリタイア後の生活資金を貯めるには、

いつ頃から貯蓄をはじめればいいかを質問しました。

その際、参加者の半数に30年後の退職した自分を、

残りは1万950日後に退職した自分をイメージさせたのです。

 

結果は、ゴールを日単位で考えた参加者の方が

年単位で考えた参加者より4倍も早めに貯蓄を始めたそうです。

 

なるほど・・・。

 

私は、ホワイトボードに、定期テストの3週間前になったら

定期テストまで残り何日かを書き、必然的に家族の目にとどまるようにしています。

 

それは、初めての定期テストの際、定期テスト直前に

家族の予定をいれてしまい、娘の貴重な勉強時間を

削ってしまった反省があるからです。

 

 

 

本書を読んで、定期テストまでの残り時間だけでなく、

高校入試本番までの残り時間を

「日単位」や「週単位」(娘が残り時間を最も体感できる単位)で

ホワイトボードに記載しよう、と思いました。

ただ、娘が圧力を感じるようならやめておこうと思います。

(やる気を出させるよりも、ストレスになったらいけないな、と・・・)

 

年単位で換算するのでなく、日単位で残り時間を示すことで、

いい結果が出るならやらなきゃ損ですよね!

 

 

2年前だったら残り672日です。

672日・・・案外短いのですね。

これだけで入試まで近く感じます。