娘(中1)は中学生になってから嫌いな先生、嫌いなクラスメイトのことをよく口にするようになりました。また、嫌いな学校行事、嫌いな授業についても。
小学生の時にはなかった現象です。大人になっていっている証拠なのでしょうね。
私も、嫌いな人は今ももちろんいますし、学生の頃は嫌いな先生もわんさか・・・
てかほとんどが嫌いでした。![]()
学校行事もほとんどが大嫌いでしたし、学校の退屈な授業も大嫌いでした。
だから、娘の気持ちはよくわかります。
よくわかるのですが、親としては
「嫌いだからといって嫌いな人、嫌いなモノを拒否していてはいけない」
と言いたくなります。
で、この本を読んで勉強しました。
「嫌いっ!」の運用 中野信子著
とてもおもしろくて一気に読みました。
私が、今まで心のなかで持ち続けていて
だけどあまり人には語れない「嫌い」という思いを
分析していくれているような気がして
読了後はすっきりしました。
この本の中に
〜天才を育てるには「好き」より「嫌い」を言える環境をつくる〜
という章があります。
引用
「日本では、自分の時間を優先して、皆と歩調を合わせられない人は、
変わった人、あるいは協調性がない、大人げない、さらには
身勝手な人と思われてしまうかもしれません。」
そうそう、うちの会社ではまだ
飲み会を断っても
空気を読まず、残業をせず定時で帰っても
休み時間に雑談に入らず、一人で読書していても
「変わった人」って後ろ指をさされる風潮があります。
しかし、この自分の時間、沈思黙考する時間が才能を育む、
と筆者は言います。
小学校、中学校などの成長段階では
好き嫌いにかかわらすいろいろなことに
挑戦させることには一定の意義がある、としつつ
好きなことに没頭できる環境をつくり、
何が好きで、何が嫌いなのかを把握し、
「好き」を大事にするのと同じくらい
「嫌い」という気持ちを大事にすべき、
そのために、子どもが安心して
「これは嫌いだ」と言える環境をつくり、
子どもの「嫌い」に気づいてあげることが重要・・・
と筆者は説明します。
確かに、日本では、嫌いな人やモノのことを話すと
「あまりそういうことは口に出すべきでない」
という風潮があるように思います。
しかし、「嫌い」という感情は大事なもの。
その感情を親が頭から否定するのではなく
とにかく子どもが親に言える環境をつくっていこう、
と考えさせられた書籍でした。
お時間のあるときにぜひ読んでみてください。
