ツイッターで「本を読むペース」を聞いてみた。

大体の人が遅くても小説を読む人は…1日に100ページは読むらしい。

僕の5倍は早い。

 

最近、広島カープの投手として引退を迎えた黒田さんの一冊

「決めて断つ」を読んだ。

すごく興味深くて、

すごく勉強になった。

だから僕的にはその1冊を超速!

「わずか2日」で読み終えたけど…

大体の人のペースに照らし合わせると、それは「遅い」ってことになる。

 

早い、遅いが問題じゃないのはもちろん分かる。でも凹む。

 

僕自身は、

漫画でも1日に100ページ読めん。

小説だと50ページくらいがギリ。

週刊マンガ雑誌でも、5ストーリーも読むとその後は、

目が文字を理解できなくなって来て、

目から文字が滑り始めて若干模様に

見えて来る。

 

我ながら読む筋肉が細いって話。

ついでに伝わる文章書ける

スキル欲しい。

下記は―、

これ文章として人に伝わるんかなぁ

とか書き進めているうちに

分からなくなって来てる奴の

冒頭(4ぶんの1)です。

 

*****************

 

「18時 千代田区 有楽町」

 

まさか山手線・京浜東北線・東海道新幹線…その他何本もの電車が頭上を走る高架下の居酒屋で「大事な話」をすることになるとは―。勇太にとっては「本当に大事な話」なだけに、会話が聞こえないと困る…と危惧したが、気持ちがあれば案外聞こえるものだ。確かに最初、「髪切ったんだ?いつからショートに?しかも茶髪て」と振った話へ美佐代が返してくれた二言三言は聞きづらかった。でも、人間の耳は賢いもので、注文したビールが来るよりも前に当初気になったゴーーーー!ガタガタガゴーーーー!タガタガタゴー!と複数の電車が線路を滑走する音の方こそが気にしないと気にならないほどになってきた。

・・だからと言って、美佐代の声が「聞こえやすい」わけではもちろんない。だからだろうか、お店の備え付けのテレビが映している「野球中継」を見ながら、隣のテーブルで1人一杯やっている「大きな黒縁眼鏡のおじさん」の声はデカイ。独り言なのにデカイ。さらには顔もデカイ。面長で大きなメガネを大きな支えている鼻もデカイ。とにかくデカイおじさんは、まだこんな時間なのに、すでに酔いが回っているのか大ジョッキに注がれた焼酎を片手に「阪神はあかんで。ほんま」と何度も繰り返している。その声だけは、今なお勇太の耳に強引に飛びこんでくる。電車の通過音より気になるほどのその声に、つい眉間に一瞬、キュッとしわを寄せ「阪神の話とかどうでもいーっつの。ここ東京だっつの!」とぽそりつぶやいてしまった。そんな自分自身のイライラ気分を考えるとやっぱり「もう少し場所を選びたかった」と思ってしまう。でも美佐代の方から「ここでいいんじゃない?ね?」と来たから仕方がない。だって今日は・・・半年ぶりの再会!!

 

「会ってもらっている立場」の勇太に店を選ぶ選択肢があるわけがない。会ってもらえているだけでまずは感謝なのだ。まして、久々に会って店を決めるまで線路沿いを並んで歩いている間に、以前と変わらない優しい笑顔で入るお店を提案されながら「ね?」といわれて一瞬、ギュンと込み上げてしまった時点で自分の気持ちを再確認した。

 

「やっぱりやり直したい!」

 

とにかく目の前の彼女と復縁したいというのが素直な気持ちだ。そもそもなぜ別れを切り出されたのか、せめてその理由だけでも教えてほしい。この「大事な話」を切り出すタイミングをさっきからずっと考えているが、考えれば考えるほどそれが難問に思えて来る。

 

―タイミングっていつなんだろう?

―そもそもタイミングって何なんだ?

―間の悪さも君のタイミング?

なんていう人もいるが

そんな風に構える余裕ない!

 

・・と考え過ぎて今では、いろんな思いがループしている。結果、もう「タイミングとか知らねぇし!」と強引に腹をくくって「あのさ・・」と口にした。

・・・が瞬間、これ以上ないタイミングで店員が割って入る。

 

「生2つお待たせしましたー。

中ジョッキひとつと

小ジョッキひとつですねー。」

 

―今の間の悪さはありえないわ。。。

 

 勇太は内心苛立ったが、混み始めた店内を回すことに気を取られつつある兄ちゃん店員はそんなことに気付くわけもない。流れ作業で「あと、こちらお通しですねー」と続け、小鉢をテーブルへ適度な乱暴さ加減でポンと置いていった。小鉢の中には「里芋の煮転がし」が小さな皿の中に3つ転がっている。その横には里芋がコロコロしないための予防なのかマカロニサラダが数本詰められている。勇太は眉間に一瞬シワを寄せた。勇太の務める広告代理店の入っているビルからこの店まで10分とかからない距離だが、ここで飲むのは初めてだった。線路下の居酒屋―。個人的には全体的な乱雑さがどこかしら、自分よりも2周りは年上、昭和30年代までの「おっさん」達のためのお店な気がしていた。それは、いい意味でも悪い意味でも。ただ、この「里芋の煮っ転がしとマカロニサラダの同居小鉢」は悪い意味でのイメージが当たった形だ。仕方なく「普通、皿分けるよな・・」と呟きながら、2つの味が混ざる前にマカロニを全部ビールを飲む前の口へほおりこんだ。口に広がったその味は、思ったよりも美味かった。芯が残ってて食べ応えがありむしろ美味い!とはいえ、店員に「大事な話」のタイミングを奪われたことは間違いない。ここは仕切りなおしだと心に言い訳し、マカロニを飲みこんだ後、中ジョッキを手に美佐代に声をかける。

 

「半年ぶりの再会にとりあえず乾杯。トリカン!」

「乾杯」

 

美佐代は短く答えて、視線をこちらに向けることもなくスマホをいじりつつ小ジョッキを合わせてきた。が、勇太は気にせず2人にとっての半年前までの「2人のいつもの」だった音頭を続ける。

 

「とりあえず乾杯。トリカン!

今日は飲むっしょ!朝までぇえ?」

 

この後は乾杯しながら「飲み続け!」とコールするのが「通常」だ。

でも、今夜の美佐代はそれには乗って来ず、代わりに短く切り捨てた。

 

「無理。だから小ジョッキに

したんだし。ね?」

 

若干興ざめしつつ、言い返してしまう。

 

「…分かってるよ。でもさ…今のは

いつもの掛け声じゃん。

そこは合わせようよ」

「間違えないで?いつもの掛け声

『だった』だから。

今はもう違うし。

私達もう、そういう関係じゃないし。ね?」

「…ただの挨拶みたいなもんじゃん。

違う?」

 

少し強めに言い返してしまった自分自身に瞬間的に後悔しつつ、美佐代の反応を待ってみた。が、どんな言葉も返ってくる気配はない。そして視線もいまだ、スマホに向かっている。今の彼氏(?)あたりとやり取りしてるのかもしれない。でも…そこを問いだす資格は今の勇太にはない。どうしようもできないまま、ただただただただ不安だけがよぎる中、勇太はまたこちらから会話を切り出す。

 

「美佐代さぁ、

こういうガード下の店

…こっち住んでた時

よく来てたの?」                             (つづく)

 

子どもには20本の歯が生える。

そして大人になると28本の歯が生える。

(親知らずを入れると32本)

 

僕の場合、めでたいことに生まれつき親知らずがなかったので

28本がにょきっと生え、お陰様で今のところ、全部自分の歯だ。

 

とはいえ歯医者に通う身にもかかわらず

歯の治療を休んでしまっている。

 

理由は「ずぼらな性格+春からのスケジュール」が重なっていることにあるが…

「行かなきゃ行かなきゃ」と思っているから「歯」に関するCMなんかが流れてくると

「ハッ」とする。

 

そんな中でふと思い出したこと。子どもの頃は…

★乳歯とは「新しい歯」だから

  「にゅうし」っていうんだと思ってた。

  つまりNEW歯。

★永久歯とはそれよりもランクが上の歯だから

 「えいきゅうし」っていうんだと思ってた。

    つまりA級歯。

 

子どもの頃の勘違い。

こういうのってありませんか?

 

歯医者に行こう!

と思いつつ仕事に行く。

 

 

いろんな所でよく見聞きする言葉。

 

  「水泳はダイエット効果にいい!」

  「腰や骨への負担も少ない!」

  「水泳こそがダイエットの強い味方なのです!」

 

調べてみたところ消費カロリーは

クロール1時間⇒およそ1000キロカロリー

平泳ぎ 1時間⇒およそ600キロカロリー

ウォーキング 1時間⇒およそ300キロカロリーほどらしい。

(ちなみに普通のウォーキングだと1時間で160キロカロリー)

 

いろんなで言われているから、本当なんだろう。

本当なんだろうけど、あえてそのいろんな声に疑問と嘆きの声をあげたい。

 

 「水泳で痩せるって・・本当ですか??」

 

今日も泳ぎました。仕事の合間を見つけ、

中年という響きがとってもとってもとってもとってもしっくりくるこの体型を

何とかすべくプールへ。

無理ないペースで延々と泳ごうと決めて25メートルプールを往復。

「往路クロール・復路平泳ぎ」で、80回行ったり来たり。

1時間半ほどで2キロ泳ぎましたが先生…

水泳始めてしばらく経ちますが…体重には何の変化もありません。

いまだ樽のような身体が延々とプールを行ったり来たりしているだけ。

 

クロールのタイムも上がらんし。

僕より明らかに高齢の方々にバンバン抜かれるし。

ちょいちょい耳栓持参するの忘れて水入るし。

 

「あきらめたらそこでダイエット終了ですよ・・・」と言われるのかもしれないけど、

うーん。。。痩せん!!!

 

気晴らしにビールを飲むしかない。

 

 

 

毎日、大体朝9時半くらいからは仕事してる。

普通の人より少しだけスタートが遅いかもしれないけど

そこまで遅くはないと思う。

大体、前日は午前3時くらいまでは踏ん張ってるから、

まぁそこまで遅くはないと思う。

 

8時半くらいに起きて、なんやかんやして9時半くらいから

コーヒー飲みながらパソコンでカタカタ始めるパターンの毎日。

 

パソコンを開いて…夜中~朝の間に

届いているメールをチェックするのが仕事のスタート。

 

その中で、時々見つけるメール。

 

    「今日の番組会議は休止にします」

 

これが大好き!!!

 

会議が1週間前や1日前に「飛ぶ」のとは意味が違う。

「朝1番に飛ぶ」のがたまらん好き。

「突然自由時間をもらえた感」がたまらん。ッシャ!!となる。

 

どうしようか?

昼寝してやろうか!?

それとも昼寝してやろうか!?とテンションが上がる。

 

今日はそんな気持ちになれています!ッシャ!!

 

 

 

 

 

 

ちょっと前から近所の区民体育館のプールに通っている。

行けて週に2回だけども通ってる。

理想は3回、いや4回。いや、できれば毎日泳ぎたいくらいの気持ちで通ってる。

ダイエットのためにと始めたところ、そこに関しては全くもって効果なし!

(なんで!?)

 

まぁそれでも、何かしらいい効果はあるもんで最近はちょっとだけ足が速い。

 

1回のプールで1000m~1500mを泳ぐおかげで

「太もも」を使ってるからだと思う。

ちょっと走った時に「あれ?足が速くなった?」と

耳の横を流れる風の感じで体感する。

前は走った時、風の音が「もわびゅ」だったのが今は

「ジャビュ!!」って感じ。

とにかく早くなった気がするし、距離が持つ。

 

だからこそプール通いもコツコツ続けようと思うんだけども

どうしても、つきまとうひとつの悩みがそのテンションを若干邪魔する。

 

          「クロールが苦しい」

 

走るのが楽になったことから考えても、心肺機能が衰えているわけじゃない。

どう考えても「息継ぎ」が下手なのがその理由だ。

幼い頃は延々とクロールできてたのに…なぜ?

太ったからか?

いや、プール内を見渡すと僕よりも明らかなぽっちゃりスイマーの方が

苦しそうなそぶりを全く見せず軽快にクロールを続けている。

そこから息継ぎと体重は関係ないことが分かる。

 

それなのにこちとらクロールで25メートル往復すると

しゃがみこんで休みたくなる。

まぁしゃがむと息ができないからかろうじて立つけど…とにかくキツイ。

 

そして、そんなバテバテで泳いでるのはプールで僕1人だから、

なんか肩身狭い思いをしながら泳いでいる。

 

おかげで最近、頭に暇ができると

「苦しくない息継ぎの仕方」ばっかり考えている。

よく駅のホームとかで、ゴルフの素振りとか野球の素振りをしてるおじさんを
見ることがあると思うがあの心境と同じだと思う、

気づくと最近、歩きながら「クロールの息継ぎのフォーム」をしてる時すらある。

 

でも全然、息継ぎが楽にならない。

平泳ぎだったら延々と泳げるのに何でだ。。

 

きっと、クロールのフォームがカッコよくないんだと思う。

カッコイイってのは大体無駄がない。

無駄がないと疲れない。はず。

 

つまり、カッコイイクロールができたら、息継ぎも苦しくないはず。

そしてカッコイイクロールができたら、区民プールでどや顔で泳げるはず。

 

クロールのプロになりたい。

「競馬の残念話」
 
僕は競馬大好きなんですが、
昨日のマイルチャンピオンシップという
GⅠレースはとてもとても思い出深いレースになりました。
 
「絶対に勝つことはない!だって最後に
スタミナが切れて脚が止まるから!」
と予想して馬券から外した人気馬(ミッキーアイル)が
ゴール直前で斜行(外側へ斜めに走行)して、
他の馬の激走を邪魔。
 
でもってミッキーアイルに邪魔された馬が、
また隣の馬を邪魔する形になって・・・と
ドミノ的に他の馬達の進路がなくなる形に。
 
中々見ることのない
(メインレースに出るような強い馬達の
レースでは特に)
珍しいほどのグチャグチャなレースになりました。
 
その結果、僕が本命にしていたディサイファ(10番人気)が
落馬寸前の大惨事…。まっすぐ走ることができてたら
「ここからラストスパート伸びる!」って瞬間でした。
 
この馬から2着、3着、4着になった馬への
馬券だけを持っていた僕はその瞬間、
今までにないくらい漏らしそうになっていました。
だって…3着の馬は7番人気。
4着の馬は14番人気だったから…。
 
あのまま、真っすぐ走ってたら…と残念な気持ちで終わりました。
 
まぁ、それはいいんです。
馬券買っていたらそんなことはよくあるんです。
ギャンブルだからまぁしょうがない。
 
だから、レース終わってすぐに
「ミッキーアイルが降着になって、馬券どうなるのかな」
と思っていました。
競馬は他の馬に「不利・迷惑」をかけた馬は
降着といってゴール到達順位が下げられるルールがあります。
迷惑をかけてしまった馬の後ろに順位が下げられるんです。
 
でも昨日のレースは、
まさかの「そのままの到達順位で確定です」と発表。
おい(@_@)
 
でもミッキーアイルに乗ってたジョッキーには
「反則」としてのペナルティは出たんです。
 
おい(@_@)
 
JRAがその結論に至ったその理由は…
「ミッキーアイルが邪魔しなかったとしても
他の馬は、ミッキーアイルを抜いてゴールすることが
できなかったとみられる」
 
おい(@_@)
 
たとえそうかもしれんが…
2着の馬を3着の馬が、
3着の馬を4着の馬が、
4着の馬を、11着にまで下がったディサイファが
抜いたケースはカナリの確率であったやろ。。
 
サッカーは反則があったら、ゴールが認められません。
「反則がなかったとしてもゴールは変わらなかった」とはならん。
 
ボクシングも反則があったら、ダウンは認められません。
「反則がなかったとしてもダウンが取れたはず」なんて
言うわけがない。
 
選挙でも不正があったら、当選は認められません。
「不正がなかったとしても当選していたはず」なんてなったら
選挙の意味がない。
 
でも競馬はそれがあります。過去にもありましたが、
今回はまぁまぁデカイパターンのやつです。
とても残念です。
 
仕方がないので来週のジャパンカップで
予想を頑張ろうと思います。
 
http://www.jra.go.jp/JRADB/shingi/2016/08/201605080611.html

「ふるさとは遠きにありて思ふもの」という言葉があります。

金沢出身の詩人・室生犀星の言葉です。

 

40歳のおっちゃんになった今だからでしょうか、

いや、地元の北九州を離れた18歳とちょうど同じ年月を

東京で暮らした計算になる36歳くらいから多分、

この有名な言葉に「そうだなぁ」って共感していました。

 

事実、東京や大阪、札幌、仙台、福岡…

大きな街に「地元を離れて出た人」っていうのは、

誰でも少なからず「故郷との距離感を考える」気がします。

 

時々、「地方から出てきて東京住んでいるけど

『地元』なんて意識したりもしない。

むしろ、そういう話する人うざい」なんて人もいるけど、

それって「意識してない」って意識をしていると思うし。

 

またこういう「田舎出身者」が抱きがちな感覚に対して、

都会育ちの人からは

「そういう東京と地元は違う。地元の方が良い!的トークを

よく聞くけどうざい。だったら出てくんな。地元帰れ。

 あんた達がいるから東京人が多くて困る」なんてことを

散々言われた時もあるけど…

いずれにしても、「都会」と「田舎」の位置関係を起点に、

何かしら感情が動く時点で「ふるさと」ってのは、

「芸術」なんだなぁと思ったりするんです。

 

で、回りくどくなりましたが本題。

先日、ツイッターでこんなアンケ―トを取らせて頂きました。

 

「アナタは子どもの頃、自分の街好きでしたか?」

 

2672人もの方にご回答頂き(本当ありがとうございます!)

その結果出た答えは…

 

「好きでした」57%/「好きじゃなかったです」43%

 

実に半数以上の人から

「地元好きだった」というお答えをもらいました。

 

僕自身は「地元が『好きじゃなかった(嫌いでもなかったけど)』」ので

ちょっと意外な結果でした。

だから、自然「なんで?」と理由を考えてみました。

 

なぜ、半数以上もの人が地元を好きだったのに

僕は何で地元を好きじゃなかったんだろう(嫌いでもなかったけど)。

 

理由をビール片手にじっくり考えてみたら…

まぁまぁ自分で納得できる「理由」に行きつきました。

 

18歳のあの頃まで、地元「北九州の街」を楽しんでないんです。

 

家族で「遊びに行く」となれば、

「海水浴」。当時は山口県に行かないときれいな海がなかったし、

夏休みは「阿蘇」や「別府」、「大阪の親戚の家」に行ったし、

モテんかったから「好きな子」と地元をデートできてないし、

結局、「地元」の魅力に触れることができてないから

「自分の街、なんもないな」と感じていたんです。

 

本当は「北九州」が持っていた魅力の数々。

例えば…「日本を代表する夜景の見える皿倉山」に

登ったのだって上京した後です。

http://www.sarakurayama-cablecar.co.jp/

この20年の間に一気にブレイクした「門司名物・焼きカレー」だって

僕はまだ食べたことがありません。

(だって、それを食べる前に地元に帰ったら食べたい、

食べ慣れた「地元飯」があるから…その1食を捨てて

焼きカレーにシフトする勇気が持てないんです)

とはいえ美味そう→http://www.mojiko.info/news/topics0209.html

 

結局僕はあの頃、ただ北九州に暮らして、

その街を楽しんでなかったんです。

まさに「そこにあって当たり前な存在」として街を見ていたんだと思います。

(よく聞く「男が釣った魚にエサをあげない」として

恋人に捨てられるパターンくらいの油断している感じだった気が)

 

まさに「ふるさとは遠きにありて思ふもの」になったからこそ、

気づいた。的な感じです。

 

で…同じように今、東京の街に関して言うと

僕はまたもやただ暮らしていて、楽しんでいないなぁと最近思います。

事実「東京スカイツリー」、未だに上がっていません。

(でも、地元の両親は上がっています。)

おされスポット「表参道」だって

週に3,4回は通りますが全部車で素通りぬけです。

むしろ、渋滞しがちなあの通りで信号に引っかからないための

「自分で編み出した車線変更」に神経とがらせているほどですし、

これからの季節綺麗になるイルミネーションだって

渋滞するのが嫌だから別の道へと迂回したり・・みたいな感じ。

(地元の友達とかの方が表参道の人気店に詳しいほどです)

 

結局、「暮らす街と、訪れる街は違うんだなぁ」と

いうのが僕の現状の感覚です。

 

そう思って最近、地元を楽しもうと思い「家近辺」を楽しみ始めました。

徒歩5分の場所に「区民体育館プール」があります。

混雑時ですら10人くらいしか泳いでいません。

それでいて2時間400円!最高です!

徒歩10分の所にある「1か月18000円のジム」に

行きかけたギリギリで最高の場所を見つけた気分です!

netkeiba.com」というサイトがある。

http://www.netkeiba.com/

競馬の情報が鬼充実しているサイトだ。

競馬情報だけの「Yahoo!」みたいなページ。

 

どのくらいの充実度かっていうと…毎年8000頭近く生まれる競走馬。

その1頭1頭の競争データなんかはもちろん、

各馬ごとに「その馬についてファンが語れる掲示板」なんかもある勢い!

(プロ野球、大相撲、ワンピースの登場人物・・

その登場キャラ1人1人について誰もが語れる掲示板が

それぞれあるサイト!みたいなもんです)

 

そんなサイトに僕はもう何年も前からプレミアム会員登録しているおかげで

(とはいっても月額500円の松竹梅で言うなら「竹」コースだが)

大好きだったのに引退しちゃった馬が今現在、

どこでどんな生活を送っているか?なども知れたり、

とても楽しい競馬ライフを送れている。

 

そして…時間がある夜はビールを飲みながら、

「絶対に負けないパターン」はないものか…と

仮説を立ててはデータを見まくって統計を取ってメモを重ねている。

 

我ながら変な趣味だと思う。

 

そして、この10年ほどの間に何度も

「これは完璧だ!」というパターンを見つけた。

 

そして…

「よし!これで明日からは150%負けはない!

勝ち続けるわけだから、毎年ハワイには馬券で勝ったお金で行けるな。

老後の心配もないな。でもって競馬の必勝本まで出せるな!?」と

妄想パンパン意気揚々に土曜朝から、

そのパターンに基づいた馬券を買う。

 

・・・が不思議なことに当たらない。

現実になるはずだった妄想が妄想のままで終わるのだ。。

発見したパターンに基づいて馬券を買えば、

どう転んでも3レース続けては外さないはずなのに、

4レース、5レース、、6レースと転がるように連敗が続く。

 

なんでかなぁ。。。

今週もそのパターンで菊花賞まで終えました。。

明日からまた、新たなパターンを発掘するのを楽しみに

netkeiba.comを見ようと思う。

 

今回のパターンは鉄板だと思ったんだけどなぁ。。

 

ハワイに行きたくて検索しまくるも条件合わなくて断念。

じゃあグアムでも。と検索しまくるもやっぱ条件合わなくて断念。

そうやって各地を検索かけまくっては断念・・・。

 

そんな僕のパソコンにUPされてくる広告は今、「リゾートモノ」ばかり。

この神経を逆なでする現象、何と呼ぶべきか!

 

でも絶対どこか行く!

でも絶対どこか行く!

でも絶対どこか行く!って思ってさっき気づいたら

フィンランドを見てた。そして釧路を見てた。そしてバリを見てた。

共通点ナシ的な!?

我れながら節操ない旅感に笑う。

この仕事に関わるようになったのは18歳・大学1年の頃だ。

大学生になって東京出てきて、

何となく「芸能界」の仕事にぼんやり憧れて…

幸運なことに「ラジオ局のバイト」に就かせてもらったのがこのキャリアのスタート。

 

地元で暮らしていた高校時代に読んだ「雑誌から吸収した知識」で

「芸能界の人は、何時でも「おはようございます」って言う」ってことは知っていた。

 

実際、ラジオ局に行ってみると確かに何時でも、

聞こえてくる挨拶は「おはようございます!」

これに当時、「おぉホントや!」と衝撃を感じたのを覚えている。

 

と同時に、実はそれ以上に衝撃を受けたことがあった。

「業界の人達がタレントさん、芸人さん、ミュージシャンの方々のことを

その当人がいない場でも「さん」づけで呼んでいたこと」だ。

 

例えば・・・会議の場などでの会話。

ディレクター「ゲスト、誰呼んだらいいと思う?」

作家「「芸人コンビの〇〇さんどうですか?」

ディレクター「俳優の〇〇さんもアリだよね?」

みたいな感じ。

 

当初、この「さん付け」がすごく印象深かった。

 

当たり前だが高校時代まで、

友達との間の会話でタレントさん・芸人さん・ミュージシャンの方について話す時、

そりゃ普通に呼び捨てで話してた。

 

「俺、リンドバーグの渡瀬マキの声好きなんよねぇ」みたいな感じ。

 

だから、その『さん付け』がとかく新鮮で・・

でもすぐに頭の中で

「そりゃそうか。年上だし、業界の中でも先輩だし」と理解して、

自らも「さん付け」で話をしよう。と決めたのを鮮明に覚えている。

そして即「さん付け会話」実行。

当初半分は、出会ったこともないタレントさんにも

「さん付け」している自分に、若干酔いながら実行。

 

「俺も業界で仕事しょうる人間やけんね。(バイトやけど)」みたいな気分。

 

その後、当然だが自己陶酔なんてのはすぐに消え、

普通に「さん付け」で話すようになり今に至る。

 

でももちろん、友達とかとの会話の中で

周りの人が著名人の方々を「呼び捨て」していても全く違和感は感じない。

(僕だって馬券買ってるレースは、ジョッキーのことを呼び捨てで応援するし)

 

ただ・・・仕事してる中で、時々ビクッてすることがある。

「番組会議」という公の場で

自分より年上のタレント・ミュージシャンを

「呼び捨て」で話す人がいる時だ。

 

別に会議だから、屈託のない意見を交わす場だから、

全く問題はないといえば全く問題はない。

 

でも、

タレントとしてトップクラスに成功している人のことを

作家だなんだぁで別の立場だが同じ業界の人間が

「呼び捨て」している場面に遭遇するとまぁ内心ざわざわする。

本人を目の前にしてその呼び捨てできんの?

そもそも業界人として、社会人として、

どちらのキャリア歴でも後輩なのに何で呼び捨て?

って気持ち。

 

もっと言うと、この仕事のジャンル特有なことだが・・

てめぇは、その人と知り合いじゃなかったとしても

その人と直接の知り合いが会議の場にいる確率って

めっちゃ高い。

会議なんて20人は出席してるからまぁその確率って

めっちゃ高い。

 そんな環境でも呼び捨てにする事が、

自分自身にとってもリスキーだと思わないのかな?

って思う。

もしかしたらそういう人は自身の生理として

「自分は知り合いじゃないから呼び捨てでも気にならない」

のかもしれないが・・・

「こちとら、その人の知り合いだわ」って思ったり。

 

つまりは先輩が、適当な人に

会議の場とかで呼び捨てにされてたりしてる場面に遭遇すると

まぁ楽しくないなぁと感じる。

 

・・・とか思って、改めて考え直してみると

仕事できる人だなぁって感じる「スタッフの人」って

一見どんだけ豪快な人でも、「さん付け」を忘れなかったり

1番根本のマナーを忘れていないなぁと思う。