6回目のHAL、終了しました。 | 3歩進んで2歩下がる?

3歩進んで2歩下がる?

毎日がリハビリです。2004年8月、健常者から右半身麻痺へ、そして今は、左半身も巻き込んだ、全身に係る新たな病気と向かい合っている毎日です。

こんにちは。

 

第6クールのHALが終了し、昨日退院しました。

病院の満開の桜に見送られ、一般社会に戻ってきました。

 

今回のHALは、距離を伸ばすよりも懸架重を

下げることに重きを置き取り組みました。

つまり、転倒防止用に吊り下げ具をつけていますが

今までは、転倒以外にも歩く形や歩き方を素早く体に

覚えさせるため、長い距離が歩けるよう、約20kgの

吊り上げる加重が働いており、その分、体が軽く感じ

歩行になれていない体には、大変助けられてきました。

ですが今回は、本来のほぼ0kgを目指しました。

 

 

毎回が少しずつ加重を減らされ大変きつかったですが、

HAL実施前評価と実施後の評価では、

2分間歩行では、倍近くに歩行距離が延び、

10メートル全力歩行も2秒の短縮の成果が見られました。

 

ただ、残念なことに今まで半年ごとのHALが

実施希望患者が増えてきており、7~8ヶ月毎に

なるとのことで、次回は11月になります。

 

現状では、HALを実施する大阪府内の病院は少なく、

今後増えることを切に願っております。