障害者に対する企業 | 3歩進んで2歩下がる?

3歩進んで2歩下がる?

毎日がリハビリです。2004年8月、健常者から右半身麻痺へ、そして今は、左半身も巻き込んだ、全身に係る新たな病気と向かい合っている毎日です。

今朝の通勤時、いつものように長崎駅から職場まで歩いていると、今話題になっている「東横イン」の長崎駅前店があります。今日の朝通ると、金曜日には無かった身障者用の駐車場が突如現れていました。今までは、なかった身障者用の駐車場の案内と、真っ新なラインや大きな車椅子のマークが付けられていました。そう、長崎も.....でした。

東横インの社長の記者会見を聞いていて、無責任極まりないと心底驚きました。
もう『企業倫理』など、どこ吹く風で、儲かればいいという企業経営者が、ここまできてしてしまったのかと。確かに、年間利用する身障者は数少なく、投資効果からいけば無駄で儲からないと言うことは、解りますが、それでもふざけています。


この事件で一番悲しかった事は、サービス業であるホテル業者が、障害者に対する「思いやり、いたわり」などの無知さ加減です。特に、企業経営者こそ、こういう身障者に対する親切心や、やさしさが求められます。本来、このことは、ことさら強調する事なしに、自然体で何気なく、思いやりや、やさしさであふれていなければならないことです。自分も一時、障害者の時期もあったので特に思います。ヨーロッパやアメリカのホテルで、こんなホテルがあれば、すぐ宿泊拒否の運動がおこり、多分倒産の道しか残されないように思います。


かって、私の高校の生物の先生が次のように言いました。
「力の強い人が、力の弱い人を助ける事は、人間が本来持っている本質的な感覚で、遺伝子上に存在するもので、昔から培われたものです、だからこそ人間なんです」