● 6月13日 (水) 名寄→天塩川温泉・5492,7kmスタート

 6時に起きて周辺を散歩したが、かなり涼しかった。

 喫茶店のモーニンゲサービスの様な朝食を食べていると、

バイクの人達はまだ寝ていて、歩きの青年は時刻表と睨めっこをしている。

 7時半に出発し、坂を下り、日進駅舎を通過し40号線に出た。

 この辺りの小川が綺麗で緑も美しく、

智恵文ではひまわりの畑で丘が黄色く染まっていたのが印象的である。

 菜の花ほど黄色が濃くは無いが、

それでも一面を黄色く染めて綺麗な光景である。

 智恵文の駅舎が変わっていると、

歩きの青年から聞いていたので寄ってみた。

$走るのは、今でしょ!
名寄郊外の春の小川       

$走るのは、今でしょ!
智恵文のひまわり畑          

$走るのは、今でしょ!
智恵文の駅舎

 古い車掌車を利用したもので、なかなかユニークな感じがした。

 40号線を北上し、道の駅「びふか」で休憩、トイレで顔を洗い、

さっぱりして外に出るとソフトクリームを売っているではないか! 

バニラを買いベンチで食べるが、すぐに溶けてしまい、

舐めるだけで終わってしまう。

 ついでに水を2本買っておいた。

 道の駅を出ると、すぐ森林公園があり、

時間は余裕があるので入ってみると、

意外と広くてチョウザメの飼育館があったり、キャンプ場があったり

廃線の後をトロッコ列車に利用したりと家族で楽しめるところがいい。

 芝生の上で昼寝をすると、ちょうどいい具合に木陰が出来ていて、

そのままグッスリ。

 その後は恩根内の小さな駅で休憩し、時刻表を見ると、急行は通過し、

各駅停車が7~8本しかなく、冬場は期間限定で便も少なく、

駅舎も無人である。

 久しぶりの峠に余った力を振り絞って登る。

これくらいしないと脚の筋力が鈍る様な気がする。

 峠を下り始めると下の方に天塩川が見えてきて、

温泉の入り口にトーテムポールが立っていた。

$走るのは、今でしょ!
天塩川温泉の入り口・トーテムポール

 ここを左に曲がり下ると、天塩川駅があり、この駅舎も、

とても小さく可愛い建物である。

$走るのは、今でしょ!
天塩川温泉駅の駅舎

 踏み切りを越え、天塩川を渡り保養センターに着く。

 この川はカヌーのメッカだと案内看板が立っていたので、

水量の多さと落ち込みなどが無い事でも理解できた。

 4時のチェックインまで宿のパークゴルフで楽しんみ、

結果はパーでフィニッシュしたので、まあ満足でした。


$走るのは、今でしょ!
$走るのは、今でしょ!
パークゴルフ場

 温泉での入浴だけで来ている人が多く、

実際に泊まっているのは数人しかいなかった。

 暗闇の中の露天風呂が気に入って何度も入る。

 夕食は会席料理で日本酒が似合いそうで、冷酒でいただきました。


        (今日の走行距離=44,1km)                                                            
                                   
● 6月12日 (火) 紋別→名寄・5395,4kmスタート

 今朝は5時に起床・・・・・といのもペンションにはラブのマックがいて、

朝の散歩をお願いしていたので、いつもより早く起きたわけである。

 玄関にはリーダーやサンダルが用意され準備は済んでいた。

 渚滑川に沿って下ると、マックはきちんと左に着いて歩き、

よく訓練された様子に安心して散歩が出来る。

 30分過ぎに戻ると、主人に急に甘えだし、いつもの廊下へと入っていった。

 朝食を済ませ、7時に出発して、オホーツクの海を見ながら走るが、

いきなり強い風が吹き出し、向かい風と戦いながら15km進んだ頃、

山の開けた斜面に鹿を発見。

$走るのは、今でしょ!
朝のオホーツク海       

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クマ笹の中に鹿がいた     

$走るのは、今でしょ!
宇津の牧場

 ここでも出会いがしらに逃げてしまった。

 向かい風は更に強くなり、走りにくいが、

何とか興部の道の駅「おこっぺ」に着いた。

 これからは239号線に左折してあっという間に興部の町を通過し、

興部川と並行し走るが、柳の木々などでそれを知る。

 やがて直線道路(本当に真っ直ぐ)になり、強い風で走りにくいが、

その分、暑さはしのげる。

 道は次第に登りが多くなり、向かい風との真っ向勝負となるが、

負けるもんか?

 なんとか西興部までたどり着き、牧草地は無くなり森林が増えてきて、

風をさえぎると、アスファルトの熱気がムワ~と上がり、熱くてたまらん。

$走るのは、今でしょ!
興部の直線道路            

$走るのは、今でしょ!
牧草地の花が咲き乱れる
       
$走るのは、今でしょ!
ここから西興部になる

 この先、天北峠が待っている。

 やれやれと思いながらも、ひと頑張りするか・・・・・

と気合を入れて登り始める。

 途中、脇道から1匹のキツネが出てきて、

すぐに逃げるだろうと思っていたが、いっこうに逃げる様子もなく、

むしろ「道案内、してやるよ!」と言わんばかりに先頭を

歩き始めるから驚いたが、暫く一緒に登った。 

自転車の前をゆうゆうと歩くさまには感激し、

後から車が来ても自転車の前をひょこひょこと歩いていて、

逃げようともしないキツネに気持ちを奪われる。

 左を歩いたり、右を歩いたりして「はよ、ついて来い!」と言っているのか?

 峠の頂上が見えてきた時、左のクマ笹の中へと消えていった。

 「元気でな~」と声をかけたが、返事は無く、寂しさが残っていた。

$走るのは、今でしょ!
いきなり現れたキツネ
  
$走るのは、今でしょ!
$走るのは、今でしょ!
自転車の前をマイペースで歩き、2kmも一緒に坂を登ったキツネ

 天北峠を下ると一気に走り、下川を抜け名寄に入ると風はやんでいた。

 名寄の町は道路が広く走りやすく、サンピラーパークの前を通過して

町内を散策しながら、名寄川が天塩川に合流する辺りまでやって来た。

 水量が多くこの川にもトラウトが沢山いると聞いていたので、

ルアーロッドを持参すべきと、改めて後悔する。

 5時になりかけていたので、YHを目指して日進駅まで行くと、

高台にオレンジの建物がひと際目立ち、建っていた。

 小さな日進駅を後にしてYHへ到着。

$走るのは、今でしょ!
小さな日進駅舎

 この日は、徒歩旅行者の青年が一人、バイクの中年が二人、

自転車の青年(自分)が一人の4人である。

 食事までは談話室で、いろいろ情報交換をし、風が強くて走りにくいとか、

どこそこでネズミ捕りをしているとか、

電車の便が少なく行ける場所を限られるとか、4人が話すと限りが無い。

 夕食は奥さんの作ったハンバーグでとても旨かった。

 夕日は雲に邪魔されていいものではなかった。


         (今日の走行距離=97,3km)

● 6月11日 (月) 網走→紋別・5277,1kmスタート

 今朝は7時でも暑い。

 朝食を済ませ数人の登山者に見送られて出発し、

大曲からは238号線を走る。

 網走湖畔の自転車道を走り、能取湖に出ると再び自転車道で湖畔を走る。

$走るのは、今でしょ!
網走湖畔から大雪山を望む
    
 「アサリ」の遊漁案内板があり、採りたい衝動にかられるが、

我慢して進み、卯原内のサンゴ草の群生地には多くの鳥が集まり餌を食べていた。

 能取湖を回り込むと19kmの自転車道も終わり、238号線に出ると、

今度はサロマ湖の湖畔道を走るが、広すぎて様子が分からない。

$走るのは、今でしょ!
能取湖の風景

 湧別町を通過し、コケム湖の周辺にも原生花園の湿地帯が広がり、

花が咲いた光景を想像するとワクワクする。

 暫く走ると、道路脇に怪しい人を発見したが、よく見るとワラビを採っていた。

$走るのは、今でしょ!
いかにも怪しい人に見える 

 自転車を道路脇に停め、早速挑戦すると、あるは、あるは・・・。

 あっという間に両手で持てないほど採れた。 

その内、乗用車や大型トラックまで停まり、大混雑してきた。

 反対の法面では沢山のアスパラを小脇に抱えている人がいたので、

探してみたがもう無かった。

 ワラビは袋に入れ後でカミサンに送ろうと思う。

 町と町の間は自然のままで、

いろんな山菜が採れる北海道を満喫できる事が嬉しくもあり、羨ましい。


$走るのは、今でしょ!
橋の欄干にキツネのモニュメント

 紋別空港の側を通過してようやく市内に入る。

 一日100km以上を走るのは、少々無理があり、寄り道もしたい、

景色がいいと休憩するので、今日は昼飯抜きになってしまった。

(本当は店が無かった)

 紋別公園では園内を散策し、いろんなモニュメントが楽しませてくれるが、

人がいないのが寂しくもある。

$走るのは、今でしょ!
道端の花が美しく咲く

橋の欄干にキツネのモニュメント    

 5時にペンションに到着した。

 部屋は2階でツインの部屋になっていて、

TVは無く中央に丸テーブルと椅子が1脚。

 今日はもう一人の泊まり客がいるが、今は釣りに行き、

東京の人で釣業界でも有名な人らしい。

 ここの主人は現役の市議で釣の趣味が高じて、

会社を辞めペンションを始めたが、市議の仕事とペンションの仕事が忙しく、

なかなか釣りに行けないそうである。

 6時に夕食が始まり、テーブルの上には蟹がどっさり盛られている。

 ビールを注文して食べ始めた時、例の釣り人がガイドさんと戻ってきた。

 挨拶をして乾杯の後、自転車旅行の事を聞かれたが、

それよりも釣りの方が気がかりで、

話題をそっちへと変えると熱くなり話しが盛り上がる。

 奥の川への釣行だが、今日はノーヒットに終わり、

「いとう」と釣る難しさと、釣った後の感激は十分に伝わってきた。

 2階の廊下に飾ってある大きな釣りのイラストが目を引く。

 彼らは明日も奥の川へ釣行するそうで、羨ましい。

$走るのは、今でしょ!

今日の曇り空の夕日 


       (今日の走行距離=118,3km)