先日書いた将棋の名人戦に関するコラムで、女流棋士について触れた。
そもそも、プロ棋士になるには、奨励会というプロ養成期間を抜けなければならず、
これについては男女ともに入ることが出きる。
今、日本将棋連盟の正会員(プロ棋士)に男性しかいないと言うことは、つまり、
奨励会を抜けることが出来た女性が一人もいなかったからである。
先日、女流棋士のトップ、里見香奈女流三冠が奨励会を受験するということが
ニュースになったが、奨励会で一級に入り、入段~三段リーグ入りともなれば、
女性初の快挙と言うことになる。
おそらく、そこまでは行くと思うが、三段リーグを抜けられるかは難しい。
現在、プロで勝つよりも難しいと言われるリーグ戦だからだ。
奨励会の話はおいといて、女流の話。
相当厳しい奨励会を抜けることが出来ないため、女流棋士は、
女性だけのリーグ戦を通って「女流棋士」になる。
基本的に女性だけが戦う、女流トーナメントなどの、女性だけの公式戦がある。
今では、竜王戦やNHK杯戦など、女流のトップが参加できる棋戦もあるが。
もともと、女流棋士は全員、日本将棋連盟に所属していた。
ところが、4年ほど前、連盟から切り離そうという動きが出る。
他でもない、会長の米長氏の思惑であったといわれる。
簡単に言えば、あまり「金にならない」女流を切り離そうということだ。
確かに、伝統的にも、スポンサー的にも女流棋戦は一般棋戦に比べて薄すぎる。
また「正会員」でもない女流の棋士たちに連盟職員の事務作業も手間暇がかかる。
そんなお荷物の女流棋士を切り離して、将棋連盟は身軽になって
より一層の儲けを確保しようという発案だったそうだ。
その案に奮起したのが当の女流棋士たち。
新しい団体を立ち上げ、ファン獲得や新しい女流の育成も含めて
将棋界を盛り上げようという機運に包まれた。
当然、経済界も応援しようというムードになってくる。
新たに名乗りを上げるスポンサーも出てくるし、
何より新しい団体に対して資金を出そうという動きも出てきた。
これにあわてたのが、言い出しっぺの会長側だ。
女流を切り離すことで、スポンサーを切り離すことになるとは!
さらに新しいスポンサーまでつくなんて!
しかも、様々なイベントなどでファンに対して厚いサービスをしていた女流たちを
切り離すことは、連盟にとってかなりのマイナス面もあることが分かってくる。
米長氏は、随分とあわてたようだ。
「独立するぐらいの気概を持って頑張って欲しいという気持ちで言ったわけで、
本当に独立しろというわけではない」的な感じにトーンダウン。
でも、独立しようとしていた新団体側は、準備も進んでいるし、止められないのだ。
そこで、連盟側は露骨な女流引き留め工作に動いた。
すでに新団体立ち上げに動いていた多くの有力棋士を次々に連盟にとどまらせるための懐柔策に出た。
かなり生々しい話も聞いたのだが、不正確な話なのでここでは明かさない。
かなりの離脱者が出たが、結局、中井広恵さんや石橋幸緒さん、
美人姉妹棋士の中倉彰子・宏美三太ちを中心に「日本女子プロ将棋協会(略してLPSA)」が誕生した。
ということで、現在、女流棋士には、将棋連盟所属とLPSA所属がいるのだ。
基本的には同じ大会で、同じように頑張って将棋を指し、イベントでもファンを楽しませてくれている。
もともとは同じように切磋琢磨して、将棋のプロになった人たちである。
そろそろ会長の任期が終わりに近いという噂も聞くが、そのあたりのわだかまりを捨て、
女流棋士たちがまた一緒になって将棋界を盛り上げてくれないだろうか。
男性ばかり、しかもオジサンばかりという名人戦の現地解説会場の中で、
NHKの聞き手役で来てくださる女流棋士に癒されるというファンは本当に多いのだから。
そもそも、プロ棋士になるには、奨励会というプロ養成期間を抜けなければならず、
これについては男女ともに入ることが出きる。
今、日本将棋連盟の正会員(プロ棋士)に男性しかいないと言うことは、つまり、
奨励会を抜けることが出来た女性が一人もいなかったからである。
先日、女流棋士のトップ、里見香奈女流三冠が奨励会を受験するということが
ニュースになったが、奨励会で一級に入り、入段~三段リーグ入りともなれば、
女性初の快挙と言うことになる。
おそらく、そこまでは行くと思うが、三段リーグを抜けられるかは難しい。
現在、プロで勝つよりも難しいと言われるリーグ戦だからだ。
奨励会の話はおいといて、女流の話。
相当厳しい奨励会を抜けることが出来ないため、女流棋士は、
女性だけのリーグ戦を通って「女流棋士」になる。
基本的に女性だけが戦う、女流トーナメントなどの、女性だけの公式戦がある。
今では、竜王戦やNHK杯戦など、女流のトップが参加できる棋戦もあるが。
もともと、女流棋士は全員、日本将棋連盟に所属していた。
ところが、4年ほど前、連盟から切り離そうという動きが出る。
他でもない、会長の米長氏の思惑であったといわれる。
簡単に言えば、あまり「金にならない」女流を切り離そうということだ。
確かに、伝統的にも、スポンサー的にも女流棋戦は一般棋戦に比べて薄すぎる。
また「正会員」でもない女流の棋士たちに連盟職員の事務作業も手間暇がかかる。
そんなお荷物の女流棋士を切り離して、将棋連盟は身軽になって
より一層の儲けを確保しようという発案だったそうだ。
その案に奮起したのが当の女流棋士たち。
新しい団体を立ち上げ、ファン獲得や新しい女流の育成も含めて
将棋界を盛り上げようという機運に包まれた。
当然、経済界も応援しようというムードになってくる。
新たに名乗りを上げるスポンサーも出てくるし、
何より新しい団体に対して資金を出そうという動きも出てきた。
これにあわてたのが、言い出しっぺの会長側だ。
女流を切り離すことで、スポンサーを切り離すことになるとは!
さらに新しいスポンサーまでつくなんて!
しかも、様々なイベントなどでファンに対して厚いサービスをしていた女流たちを
切り離すことは、連盟にとってかなりのマイナス面もあることが分かってくる。
米長氏は、随分とあわてたようだ。
「独立するぐらいの気概を持って頑張って欲しいという気持ちで言ったわけで、
本当に独立しろというわけではない」的な感じにトーンダウン。
でも、独立しようとしていた新団体側は、準備も進んでいるし、止められないのだ。
そこで、連盟側は露骨な女流引き留め工作に動いた。
すでに新団体立ち上げに動いていた多くの有力棋士を次々に連盟にとどまらせるための懐柔策に出た。
かなり生々しい話も聞いたのだが、不正確な話なのでここでは明かさない。
かなりの離脱者が出たが、結局、中井広恵さんや石橋幸緒さん、
美人姉妹棋士の中倉彰子・宏美三太ちを中心に「日本女子プロ将棋協会(略してLPSA)」が誕生した。
ということで、現在、女流棋士には、将棋連盟所属とLPSA所属がいるのだ。
基本的には同じ大会で、同じように頑張って将棋を指し、イベントでもファンを楽しませてくれている。
もともとは同じように切磋琢磨して、将棋のプロになった人たちである。
そろそろ会長の任期が終わりに近いという噂も聞くが、そのあたりのわだかまりを捨て、
女流棋士たちがまた一緒になって将棋界を盛り上げてくれないだろうか。
男性ばかり、しかもオジサンばかりという名人戦の現地解説会場の中で、
NHKの聞き手役で来てくださる女流棋士に癒されるというファンは本当に多いのだから。