nanakoです。乳がんの治療中にウィッグを使っていた経験を持つウィッグ美容師として、草加市の美容室 I'M でウィッグの相談・ケアをしています。ウィッグのこと、気になってるけど専門店ってなんか敷居が高い感じがして入りにくくて、、、そもそも出かける気持ちにもなれない。私自身がそうだったから、どこよりも気軽に話せる場所でいたいと思っています。年齢による髪の変化でも、医療的な理由でも、まずはあなたの話を聞かせてください。
前回のはなしはこちら
抗がん剤を打ったらすぐ髪が抜けるんだと思ってた。
でも、そうじゃなかったんです。![]()
私の場合、2回目までは「少し抜け毛が増えたかも?」くらいの感覚で。
変化を感じたのは3回目の抗がん剤を打ったあと。
突然、ごっそりと抜け始めました。
シャンプーのたびに抜ける毛を洗っている感じ。
排水溝はすぐ満タン。
枕は毎朝毛だらけ。
コロコロクリーナーであちこち掃除する日々。
とにかく、掃除が一番大変でした![]()
抜ける前に坊主にする方もいらっしゃるみたいですが、
私は勇気が出なくて…。
ボブくらいの長さだったけど、それでも落ちた毛の量がすごかった。
不織布のキャップも試してみたけど、ゴワゴワして馴染めなくて。
結局、ケア帽子というターバンのようなものをかぶって過ごしていました![]()
そのころ、外に出るのが本格的に嫌になりました。
通院や子どもの送り迎えがあるから、ずっと家にいることはできなかったけど
気持ちはどんどん重くなっていきました。
ちょうど同じ時期、実家の母もガンで闘病中だったので
実家には正直あまり頼れない状況で。
そんなとき、義実家がたくさん助けてくれました。
義理のお母さんが子どもを見てくれたり、家のことをやってくれたり。
辛くて辛くて、泣きながら電話したこともあったけど
いつも優しく寄り添ってくれて。
「ななちゃんはかわいいから大丈夫!頑張ろう!」
髪が抜けた私にそう言ってもらって、また涙が出ました。
感謝しきれません。
お気づきかもしれませんが、わたしお義母さんのことすっごく好きなんです![]()
唯一の救いは、子どもたちが抜けた毛を見てもショックを受けた様子もなく、笑っていてくれたこと。
その明るさで救われました![]()
放課後はいつも一緒に近所の公園に行くのが定番だったけど
あの頃は全然連れていってあげられなくて。
友達や家族、周りの人にたくさん助けられながら毎日を過ごしていました。
ちょうど2年前の今頃のはなしです
初めから読むのはここから![]()
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