図面には方角を示す記号が記されていますが、

基準となる「北」には

「真北」と「磁北」

があることをご存じですか?

 

「真北」(しんぽく)とは

経線の指す上、つまり北極点の方向で

通常地図上の真上のことを言います。

 

「磁北」(じほく)とは

方位磁石が指し示す北のこと。

 

この「真北」と「磁北」は実はずれていて、

ずれも時間や場所によって変わります。

これは「磁北」がカナダ北方のエルズミーア島付近にあり、

断続的に北西に動いているからです。

そしてこの「真北」と「磁北」を示す方向の角度の違いを「偏角」と呼び、

日本国内は2020年時点で約5°~10°のずれがあり

鳥取県西部は約8°のずれがあります。

 

地図によっては磁北線が記されているものもありますが

登山などで方位磁石と地図を使う際は

このずれを把握しておかないと道に迷ってしまう可能性も出てきます。

 

現在は携帯でも方位をみることが出来ますが

iPhoneでは「真北」と「磁北」どちらを基準にするか

アプリの設定で切り替えられるんです!

実はこの設定があることに気付いたのがつい最近でした。。。

 

ではどういった場面で「真北」と「磁北」を使い分けるのでしょうか?

 

住宅など建築の図面では「真北」を使用して日影規制や北側斜線を求めます。

一方家相を見る場合は「磁北」を用いるようです。

また飛行機や船の航路では「磁北」を用いて針路を決めているようです。

 

自分の今いる場所の偏角がどのくらいかは

国土地理院の電子地形図で知ることが出来ます。

日本の偏角分布(磁気図)

 

iPhoneの設定切り替えでも角度の差が出るので

気になる方は見てみて下さい。

 

 

 

 

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