こんにちは。

basisの引野です。

 

昨日から9/4上棟に向けてI様邸の土台敷きが始まりました。

基礎の上に土台が組まれ、床下地まで施工した状態で上棟を迎えます。

 

台風が少し心配ですが、予定通り行えるように準備をしています。

 

今日はこのI様邸のプランコンセプトについてのご紹介です。

 

実はこれから紹介するI様邸のプランニングでの考えは、設計士にとってその後のプランニングにおける考え方にも影響を与える一件となりました。

 

 

I様の家づくりにおいての要望は

 

・ミニマリストを目指す

・ストレスを感じない家

 

というものでした。

 

まず「ストレスを感じない家」とはなにか?

ということについては、「家事が楽」つまりは「掃除が楽」ということでした。

では掃除が楽になるには?

 

物が少ないと掃除が楽

 

であるということで、こちらもI様の要望である「ミニマリスト」につながっていきます。

 

ではそもそも「ミニマリスト」とは何か?

I様も読んでおられる本など10冊くらいを設計士も読んで「ミニマリスト」について知識を深めていきました。そのなかでプランニングのキーワードとなる考えに出会います。

 

・大切なのは「いつも片付いている」ことではなく

「片づけやすい量を持つ」ことや「片づけやすい仕組みをつくる」こと

・家の広さは大きさではなく床が見える広さである

 

このことを踏まえて、I様邸では

 

・ゆとりのある収納を設ける

・床に物を置かないようにカウンターを設ける

・直線的で視線が抜けるような計画

 

これらをプランに落とし込み、ミニマリストを目指した家をプランニングしていきました。

 

物を減らせば家事が減る

家事が減るから時間が増える

 

時間が増えると家族との時間や自分の時間を確保しやすくなります。

そして「帰りたくなる家」となり「家にいる時間が好きになる」

そんな家になることを願っています。